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(1) 日本の児童相談所における虐待の相談件数は年々増加しています。(厚生労働省による図)。
 
 
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(2) 米国の児童虐待の件数は、年々減少傾向にあります。(Finkelhorらによる図)。
 
(3) Youtube に、児童虐待の啓蒙動画がありました。lovinbillyelliot氏による動画です。
 
(4)以下の施設や制度は、児童虐待を減らす効果があると考えられます。
    ・乳児院
    ・児童養護施設
    ・米国で盛んな養子制度(出生100人のうち3人が養子
    ・各国にある赤ちゃんポスト 

(5)前にも述べたように、片親に育てられた子どもは、両親に育てられた子どもに比べて、約2倍の割合で、児童虐待の被害者になります。父親と母親が良好な人間関係を維持するための情報提供は、児童虐待を減らすと考えられます。このために、米国では次のような政府系組織が活動して、夫婦間でのコミュニケーションの仕方や交渉の仕方などを啓蒙しています。

(6)連れ去りは、悪質な児童虐待です。共同養育が実現すれば、この児童虐待を防止できます。
2013.1.30当ブログ「連れ去りはなぜ虐待か