ウイキペディア Wikipedia に、新しい項目 「ジェームズ・クック」 を作りました。
 
離婚すると、男性の場合は、平均で10歳も寿命が短くなりますが、ジェームズ・クックは85歳まで生きています。アメリカ人男子の平均寿命は75歳ですから、逆に10年も長生きしたことになります。離婚と寿命に関する日本の統計があります。これに関して、ハワイ大学教授の吉原先生の文章を読みました。(以前にも吉原先生のを読んだことがあります)。
 
ジェームズクックの一人息子は、現在カリフォルニア州の弁護士であり、同じ弁護士の妻との間に3人の子どもがあるそうです。親が離婚すると、子どもの学業成績は低下し、成人してからの社会的な地位は低くなり、子ども自身の結婚生活も破綻に終わりやすいのですが、ジェームズ・クックの一人息子は、今の所そういう傾向はありません。
 
ジェームズ・クックは、困難な状況に、敢然と立ち向かい、見事に目的を達成しました。父親としての役割を見事に果たしました。子どもと一緒に遊ぶだけが能ではありません。子どもは、親の背中を見て育ちます。
 
ところでジェームズ・クックは、ロビイストだったのですね。政府に圧力をかけるのが仕事です。だから、共同監護法の制定を、州政府に促すことができたのです。餅は餅屋です。その後、全米の50州で共同監護法は成立し、過半数の州では例外適用ではなく原則適用になっています。