ありました、ICUへのスマホ・携帯の持ち込み&使用可、ただあくまで家族等との連絡想定の温情運用… | 2人に一人以上が患う大病!日本で唯一、がんの情報誌「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

2人に一人以上が患う大病!日本で唯一、がんの情報誌「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

日系報道機関、経済通信社トムソンロイターを経て情報会社営み
つぶやき中。英語と中国語はやや自信。がんや健康問題を15年以上、取材、出版物多数。海外、エビデンスを重視した最新情報満載の「月刊がんでも生きる」を発行中。ウォーキングなどがんの非薬物療法も探求。

 「ICU内の救命に関わる多くの医療機器に影響を与えかねない。携帯、スマホは使用不可、電源オフ!」という厚生労働省の指針に対し、「これだけ携帯、スマホが普及している時代にあまりに硬直的。患者さんに寄り添い、せめて…」との考えで、「持ち込み、使用可」に変更されている医療施設が存在していることが確認できました。

 

 ただあくまで、「せめて、家族や職場との大事な連絡、至急の連絡くらいは可能にさせてあげないと」との思いからです。

 私が確認した医療施設はいずれも「数分の短時間での連絡のとりあいを想定」とのことでした。職員が許可した場合、または職員の「目の届く中」での「使用、電源オン可」とのことです。「温情運用」ということですね。

 

 せっかくの温情運用なのに、「こっそり?」、電源オンして長時間のブログ記事を書いたり、自撮り写真をアップするのは、「恩を仇で返す」ようなものです。再び、「指針通りの運用」に変更する動きが出てもおかしくありません。そんなことになれば、恩恵を受けるはずだった、他の多くの患者さんに大迷惑をもたらすことになります。

 

 もしもICUに入るはめになった際、「家族等との連絡」のためだけでも携帯、スマホが持ち込めることができたなら、「幸運」に感謝しないといけません。まちがっても、「SNSも自撮りアップもオッケーなんだ!」と誤解しないようにしましょう。(「抜け穴探し」のようなコメントは、誤ったメッセージを読者さんに与えかねません。実名を出された当該病院は「ICU管理の緩い病院」と全国から見られかねず、迷惑な思いをされているのではないでしょうか。硬化して本来の運用に戻りかねません。同病院の患者さんたちにとって大迷惑です。配慮してほしいものです)。