いよいよ、、医療系ドラマ「A LIFE」が、昨日(15日)夜からはじまりましたね。
「キム拓主演」ということで、まちがっても失敗できないということで、TBSさんが総力を挙げて「前宣伝」していましたね。
卓越した技量をもつ「敏腕外科医もの」といえば、テレビ朝日系の「ドクターX」シリーズが、平均視聴率20%超えを続けるという大成功をおさめていますが、私は、あのドラマについても、かなり冷めた見方をしております。
高齢化の進展で、脳疾患、心疾患、そして「がん」と、この国で重大疾患を発症する方々は増加の一途であり、毎年、数十万人単位にのぼっております。この大量の患者さんが、「卓越した技量をもつ医師」、しかも「外科医」にめぐりあう確率は、まさに稀といっていいでしょう。
逆に、千葉県がんセンターさんや群馬大病院さんで起きた「事件」といっていい、「手術して、すぐに亡くなる」ような技量しかない外科医に、「当たる」のではないかと、心配が先に立つ方が増えているのでは?
やはり、体にメスを入れる、さらには数時間、さらには十数時間も器物、異物が入れられ続ける「負担」、そして「リスク」はとても大きなものととらえるのが、自然な考え方です。とくにこの国では、「親からいただいた体を切り刻むのは忍びない」という感情を抱かれる方が多いのでは?
「患者大量発生時代」のこの国の現代においては、数少ない「卓越した技量の医師」より、より多くの「平均的な技量で、安全性を確保できる医師」が求められているはず。
そして、「外科医」の出番よりも、体の負担の軽い「化学療法」、さらには、「患者自身の力で治す医療」、つまり「免疫療法」などが、今後、大きく発展することが求められているのでは?
やはり「A LIFE」の世界は時代遅れになりつつあると思わざるをえません。
それにしても、重大な「脳疾患」と「心疾患」について、同時に手術できるスーパードクターとは…。TBSさん、キム拓を持ち上げすぎでは?