マイナス金利直撃、メットライフ生命は人員整理、大同生命は社運を賭けた?あさちゃんCM… | 膵臓がん特効薬を追い、イブランスの謎を解明したヒデさん日誌

膵臓がん特効薬を追い、イブランスの謎を解明したヒデさん日誌

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 先日とりあげた、大同生命さんのあさ(波瑠)ちゃんを起用したCM、異例といっていいほど、ヘビーローテーションで流れていますね。番組の一つのCM放送時間中、2回、さらには3回、流れることも…。岸壁で「絶対負けないから…」と叫ぶ波瑠ちゃんの姿は、「九転び十起き」が自らの信条だった、あさちゃんこと、広岡浅子さんの姿を強くイメージしている感じです。

 

 ところで、大同生命を含む日本の生命保険業界は、戦後、かつてない大ピンチ見舞われています。日本銀行のマイナス金利政策で、契約者から新たに預かったおカネが、「まったく運用できない」状況に置かれ、「貯蓄性保険」の新規引き受け停止、つまり、「販売停止」に次々と追い込まれているのです。

 このため、「貯蓄性」ではなく、「補償型」保険の販売で勝負せざるをえないのですが、こちらはまさに「少ないパイの奪い合い」。大同生命さんは、「中小企業を応援するセイホです!」と、創業者のあさちゃんを起用して、まさに社運を賭けて、その「奪い合い」に勝とうとしているのではないでしょうか。

 

 ちなみにかつてのアリコジャパン、現在のメットライフ生命も、日銀のマイナス金利や円高の影響で業績が悪化し、今月からなんと初の「人員整理」を開始するなど「経費削減」に動いています。そういえば、あれほどばんばん打っていたテレビCMも抑え気味にしている感じ。

 マイナス金利政策が長期化し、生命保険会社の経営が悪化すると、既存の契約者さんも、「万一の時、満期の時、本当に払ってもらえるのだろうか?」と、とっても不安になります。

 

 日本銀行さん、人々の心を寒くするだけで、経済をさらに冷やしているマイナス金利政策は、即座に撤回するべきでございます。