公的年金が運用成績発表日先送りの異例、「安心して下さい、年金は株券でお支払いします」? | 膵臓がん特効薬を追い、イブランスの謎を解明したヒデさん日誌

膵臓がん特効薬を追い、イブランスの謎を解明したヒデさん日誌

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 サラリーマンやOLさんが加入する厚生年金、自営業者さんや学生が加入する国民年金の保険料をまとめて運用している公的年金(年金積立金管理運用行政法人=GPIF)が、今年3月末までの2015年度の運用実績を7月29日に発表すると、自らのホームページ上で先週木曜日(3月31日)で明らかにしたことが波紋を呼んでいる。

 例年、GPIFは3月期末の運用実績を7月上旬に発表しており、今回は20日程度も発表日を「先送り」した格好である。
 ちなみに、今年は参議院選挙が行われる年であり、投開票日は、7月24日、または7月31日の日曜日が有力と見られている。
 7月24日が投開票日なら、GPIFの発表はそれより後ということであり、31日でも、29日金曜日の発表なら、報道されるのは翌土曜日の30日であり、もはや野党が「材料」として取り上げる余裕はほとんどない。

 なんとしても、「参議院選挙前には実態を明らかにしたくない!」。こんな安倍政権の思惑が透けて見えてしまうのだ。

 「実態を明らかにしたくない」ということは、よほど大きな損失を抱えたということでしょうか。
こんな見方も手伝って、GPIFがホームページに発表日を明記した3月31日の翌4月1日、そして今週に入っても、日経平均株価は大幅安を続けております。

 「このままでは約束していた金額の年金はとても支払えそうもない…」。最後は、「株券」という「現物支給」ということになるのでしょうか?