ひたすら円安誘導して、「輸出で稼ぐ」いうのが、アベノミクスの主眼だが、いっこうに輸出額は膨らまず、貿易赤字が雪だるまのように膨らみ続けている。
さらに「外需依存」は、早い話、「他力本願」にすぎず、海外情勢が悪化すれば、あっという間に経済成長のシナリオは崩れてしまう。リーマンショックやユーロ危機など、近年もたびたび「教訓」があったにも関わらず、のーてんきに、「リスク資産をどんどん買いましょう」と連呼するのは、新興宗教の勧誘みたいなものである。
現在、ウクライナ情勢も大変なことになっているが、お隣りの中国でも、4月から、「理財商品」の償還が本格化する。300兆円を上回るとされるこの投機商品市場が崩壊すれば、中国経済の悪化にとどまらず、同国への輸出で稼いでいる世界の企業が大ダメージを受けることは避けられない。
昨年の狂気のようなアベノミクス相場から一転、本年は「リスクオン」より「リスクオフ」のスタンスを重視すべし。そんな特集を組んでいる最新刊が発売されております。本日午後から小社HPでご注文の受付を開始いたします。来週後半には、主要書店店頭、及びお近くの書店、ネット書店からもお取り寄せ可能となります。
NISA(少額投資非課税制度)が年初にスタートしていますが、決して踊らされてはなりませんぞ。
