逃げ場ということになろう。
米大統領選挙の場合も、選挙投票日までは、「わっしょい、わっしょい」の選挙盛り上げ相場。ところが投票日を堺に、「財政の崖」懸念が急に高まり、ニューヨークダウは調整モードに突入してしまった。「財政の崖」など、選挙前から強く懸念されていたこと。それでも、「選挙後の新政権は何かいいことをやってくれる」との幻想、夢が吹聴され、ダウ指数は上昇を続けた。
安倍自民党総裁は、「思い切った金融緩和を推し進めます」と繰り返し、日経225も上昇を続けてきた。だが、この十数年間、日銀は、「ゼロ金利」、そして「市場に資金を大量供給」という、十分すぎるほどの緩和を続けてきた。それでもこの国の経済はこの惨状だ。
今回の総選挙の投票が終われば、再び市場は現実を直視し、さらには、「この国にはもはや財政出動の余力はなく、金融緩和にひたすら頼るしかないのか」ということに、改めて「気づく」可能性が高い。
ということで、今週から来週にかけて、日経225は、ばばつかみモードに突入しそう。十分、ご注意のほどを。