【桜花賞】SAKURA | 魂剣石をも切る

魂剣石をも切る

世に灯篭切りといふ。江戸時代剣聖とうたわれし一文字流神泉正宗が家康に請われ一度だけ御前にて石灯篭を一刀両断。以来三百余年剣道界に於いて幻の業とされこれを極めたるものなし。不可能を可能とする意の“魂剣石をも切る”といふことわざはこれをいふなり。

2024年4月7日 桜花賞





記憶に残る桜花賞のひとつに

いきものがかりが「SAKURA」で

メジャーデビューした年

2006年4月9日




キスキス馬券の年である

武豊騎手騎乗のアドマイヤキッスが

勝ったと思われたところに

強烈な追い込みで

安藤勝己騎手騎乗のキストゥヘヴンが

差し切った



ダイワスカーレット

ブエナビスタ

マルセリーナ

と計4勝を誇る

はじめの1勝で唯一の1勝である



安藤勝己騎手は

ライデンリーダーでJRAのG1初騎乗

そしてこの年が

“全く”同じコースで行われる

最後の桜花賞


改修前の内回りで行われるのこれが最後


桜花賞を勝ちに勝った安藤勝己騎手だが

最後の最後で内回りでの優勝だった


改装後の桜花賞のような展開で




父アドマイヤベガが急死して

名付けられた「天国へのキス」

その名前も

美しい



2024年の桜花賞は

ライトバック


2走前はかかる感じで

G1でペースが上がるのは歓迎だろう

前走てスウィープフィートに勝っており

牝馬のキズナ産駒なら舞台が合う