生徒さんたちの
作曲イベントは週末
まいにち
早めに教室に行って
音やリズムの手直し
のんびり屋の
わたしにしては
わりと
忙しいまいにちを
送っている
イベントに
エントリーする
生徒さんのレッスンに
夏のコンクールに
エントリーする
生徒さんのレッスン
イベントや目標があるって
わたしにとっても
ありがたいこと
18時
ひと息ついたとこで
次のレッスンの生徒さんが
やってきた
「せんせ…」
もう泣いてる
あ
察した
大丈夫かな…
「はい…なんとか」
「でも、とうとうブロックされました」
そっか
高校2年生
女の子
中学生のときからの
憧れの先輩
SNSで見つけて
勇気を出して
繋がった
進学校に通い
優しくて
シャイで
紳士的
いつもこちらの
気持ちを汲んでくれる
この子はいつも
楽しそうに
嬉しそうに
その憧れの先輩との
お話しを聞かせてくれていた
「先生!今日待ち合わせして
一緒に帰りました!
次もね、誘ってくれて!」
恋愛って
すごいパワーだなぁ
と関心するくらい
ピアノもめきめき
上達していた
だけど
バレンタインデーあたりから
この子の表情に
くもりがでてきた
「先輩忙しそうで」
ん?
悪い予感もした
でも
まぁ先輩受験生になるもんね
お勉強忙しいかな
超進学校だしね
気休めのような
言葉をかけてしまっていた
その後
彼のSNSのアイコンが
女の子との
2ショットに変わり
この子も
状況を把握する
「辛い…です」
うん
わかるよ
わたしも
先週は
大丈夫かな?
ずっと気になっていた
そして
今週
「とうとうブロックされました」
辛い
いや
高校生
こういうことって
珍しくはない
でも
ブロックか…
この子は
「先輩が幸せならいいんです」
そっと
離れた
あぁ
よくわかる
「でもね先生」
「わたしって何だったのかなって」
この日は
わたしは絶対泣かないと決めて
この子の話を聞いた
「最初から居なかったことに
なっちゃうんだなって」
辛い
ここで
そんな子○○ちゃんに
似合わないよ
とか
もっといい人いるよ
とか
その彼の悪口
とか
言われることは
嬉しいことではない
わたしはそう思ってる
辛いね
でも
○○ちゃんも
なかったことにしたい?
「いえ…そんなこと」
そうだね
○○ちゃんが
彼に一生懸命やってきたこと
それを
自分が
否定しなくてもいいんだよ
気持ちは日々いろいろ
楽しかったなって
思う日もあれば
悔しかったなって
思う日もある
そうやって
時間をつかって
自分の軸を
もういちど
取り戻して
ゆくんじゃないかな
今は
いろんな感情があって
当たり前だもんね
せんせもさ
まぁまぁ
しんどいときとか
あったからさ
よくわかるよ
「はい」
「先生、ありがとう」
憎んで恨んで
忘れるのが
実はいちばん
癒えるのが早い
でも
それを選ばない
○○ちゃんのそういうとこが
せんせは
すごく好きだよ
アタマよしよし(。´・ω・)ノ゙
顔をパタパタ手であおいで
お迎えのお母さんに
泣き顔を気づかれないよう
頑張って
笑顔をつくって
帰って行った
白いチューリップは
失われた愛
でもね
新しい愛って
意味もあるみたいだよ
この子が帰ったあと
早めに教室に来ていて
じっと話を聞いていた
中学1年生の女の子が
「ねぇ、先生…
先生がしんどかったのって
お正月牡蠣にあたったってやつ?」
爆笑
(*つ▽`)っ)))
そうそう
それそれ
(笑)
教室の空気を
一瞬で変えてくれた
この子にも感謝
(*´∀`)
