先日はご自宅に出張個人レッスンで伺っている生徒さんの初めてのホームコンサートでした。
コンサートでは、本人の「やった!」という喜びあふれる顔がとっても素敵でした。そして聞いて下さったご両親や生徒のお姉さんにもとても喜んでいらっしゃいました。
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私の個人レッスンでは、3ヶ月を一区切りとし、3ヶ月目最後のレッスンは小さなコンサートを行います。お客様はご家族や友人です。
今回、10代初級者の生徒さんが演奏したのは、『Aura Lee』(1861)。
Elvis Presliy エルビス・プレスリーが1956年に発表した『Love Me Tender /ラブ・ミー・テンダー』の元の作品です。
生徒さんが以前使っていたスクール・バンド向け教則本に載っていたものを、私がピアノと2つのクラリネットのために少しアレンジしました。メインメロディを生徒さんが、対旋律を私が演奏します。
レッスンの進め方はこのような感じです↓
生徒さんは少し照れ臭そうに、でもしっかりとこれからのパフォーマンスについて簡単にスピーチ。私とピアニスト(私の夫)のことも紹介してくれました。
そして演奏。
練習の時点でとても素敵だったのですが、どういう風に歌いたいのかはっきり伝わる、そして『Aura Lee』の優しくて甘酸っぱい世界を見事なレガートとトーンクオリティと音色で最後まで表現しました。
演奏後はご両親とお姉さんから割れんばかりの拍手とスタンディング・オベーション!
アンコールも起こり、もう一度『Aura Lee』を演奏してその日は終わりました。
そうそう、アンコール前に生徒さんが
「さっき、僕は少し間違えたんだ。実は最後の伸ばしを半拍早く終わってしまったよ。」と話してくれました。そこまで丁寧に自分の音を聴いていることにとても感銘を受けました。
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このホームコンサートを通して、音楽が人や空間の相互関係を作り、目には見えないけれども深いインタラクションとコミュニケーションを醸成することが、さらによくわかりました。
教室(先生と生徒)の中だけでなく、音楽が存在すべきこの世界へどんどん解放していくことが、演奏者の音楽への歓びや、さらなる好奇心に繋がります。
そして、それは豊かな時間と人生の糧になります。たとえ将来器楽演奏を続けなくても。
私はそのような豊かで健康な人生をサポートする音楽家として仕事を続けたいなと、改めて決意しました。
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さて、生徒さんは翌週は1回お休みで、また次の3ヶ月の第2シーズンを始めます。次のシーズンもとても希望と好奇心にあふれたものになりそうです。
ちなみに、長期レッスンの場合は、3ヶ月毎に継続か休止かを確認します。また、レッスンは3週連続で行い、1週休むというペースです。これでほっとする時間や、家族や友人とのお出かけ、そしてクラリネット以外の好きなことに取り組むことを期待しています。
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