私は高卒就職から35歳でオランダ音楽留学を果たしました。
(ユトレヒト音楽院前にあるミッフィー像)
オランダの音楽院では、
留学生に対し英語かオランダ語の事前習得を課してします。
全ての授業は英語かオランダ語で提供されているからです。
英語については、各民間試験のうちいずれかの基準を満たし、
入学試験申し込み時に証明書を提出する必要があります。
私はもともと英語は苦手ではありませんでした。
が、高校卒業以来久しぶりに本格勉強でしたので、
躓きや引っかかりがありました。
そんな私の経験を書きます。
■歩いて通える&誘惑の少ない英会話学校へ
まずはどの英会話学校に通うかを決めます。
私が基準にしたのは
通うのに時間がかからない
できれば自転車/徒歩圏内
周囲にショッピング等の誘惑が少ない
という条件でした。
これら全ては
練習時間の確保
勉強時間の確保
お金の無駄遣いを防ぐ
という目的があったからです。
これらの希望から私が選んだのは
EVERGREEN ENGLISH SCHOOL さん
http://www.evergreen-english.com/
主に湘南台校に通いました。
周囲に大きな商業施設はなく、誘惑が少ないです。
ですが、カフェやファストフード店は十分にあり、
授業の予習や復習で時間を過ごすこともできます。
時々、振替授業などで茅ヶ崎や鵠沼に行くこともありましたが。
EVERGREEN ENGLISH SCHOOLさんで好きだったのは
テキストを市販品から選んでくれる点。
大手によくあるオリジナル教材ではなく、
数ある市販品から私の目的とレベルに合わせて
プロの目で選んでくれます。
私は当時TOEFL受験を目的にしていたので
以下の教材を選んでくれました。
また、コーディネーターの方がとても親切で朗らか。
かつ、レッスン方針などをスパッと決めてくださる方でした
その方の「英語大好き!」感も、
勉強がタフに感じる時の大きな励ましになりました。
■ネイティブと日本人講師と週1回づつ個人レッスン
英会話学校には週2回通っていました。
1、アメリカ出身のネイティブ講師とスピーキングのレッスン。
雑談からTOEFL対策までひたすら英語で授業は進みます。
話すだけでなく、新出単語毎に英作文を書いたり、会話内容の要約の宿題など、
英語で話すときの言葉の組み立て方も鍛えてもらいました。
2、日本人講師とのリーディングレッスン
リーディングについては、日本人講師の方に習っていました。
文法について日本語で安心して質問できました。
また、講師の方が長年アメリカの企業で働いていたということで
テキストの話題に関する補足的な情報も多く、イメージが湧いて英語を読み進めるサポートになりました。
■文法の勉強し直し
しかしながら、全てが順調に行ったわけではありません。
文法に大きくつまづきました。
そこで、中学から高校までの英文法を総復習することを決意。
コーディネーターさんに相談し、英語学校を休会しました。
このフレキシブルさもEVERGREEN ENGLISH SCHOOLさんの長所ですね♪
そして取り組んだのは
というネット講座。
毎日メールで送られてくる文法解説&練習問題に
コツコツ取り組んでいきました。
これら講座を運営しているのはこちらの会社↓
有限会社Vandelay ePublishing
https://www.thebelltree.com/vandelay.html
はっきりいって、すごく良かったです。
・読みやすい解説
・適度な難易度
・理解度別に適切な講座を選べる
・1回20分〜40分の分量。
英語は品詞=言葉の並べ方なので、そのルールがよくわかります。
変にTOEICのテキストにいきなり取り掛かるよりは、
このメール講座で文法の総復習おすすめです。
また、Oral Reading Spaceえいごや湘南台(現シードハウス)の
SORPメソッドの集中講座を受け、
品詞から英文法のルールを学び直すことができました。
全てを3ヶ月ほどで復習し、
EVERGREEN ENGLISH SCHOOLに戻りました。
その際にはかなり英語力が付いていて
使用テキストの内容もぐん!とわかるようになり
そこからどんどん勉強が進められるようになりました。
■英会話タイムトライアルを聴きまくる
そして自宅でも常に英語を聞く生活に。
ハマったのはNHKラジオ第2の
『英会話タイムトライアル』
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=2331_01
思ったことを会話の中でとっさに口に出す練習
という新しい切り口にワクワクしながら取り組んでいました。
さらに
夕方は家事をしながらNHKラジオ第2の基礎英語1〜3を通しで聞く。
週末の上記講座のの「まとめて再放送」とずっと流しておく。
Eテレの英語番組見ながら夕飯
など、NHKの語学番組をフル活用していました。
■試しにTOEICを受けてみた
そんなこんなで1年ちょっとひたすら勉強していました。
当時、ユトレヒト音楽院のHPにて、
願書提出にはTOEFLのスコアが要件でした。
しかし、TOEFLって受験料が結構高額。
でも、何か実力を試してみたく、TOEICに申し込み。
そこで690点を獲得!
自信がつて
「よし、もう少し勉強してTOEFLチャレンジしよう!」
など計画していました。
ところが、そんなある日夫が
「あれ、音楽院のHPでTOELCもOKって書いているよ。
基準は670点だって。ルミ子、もう、クリアしてるじゃん!!!」
と発見。
なんと、思わぬ形で願書提出が叶うことになったのです。
もう半年はかかると考えていましたので、
予想より1年早く音楽院の実技試験を受けられることになりました。
そして2014年9月に留学生活が始まりました。
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いかがでしたでしょうか?
私は英語は好きな方でしたが、
それでも期間と労力をかけて勉強しました。
途中、くじけそうなときも何度もありました。
そんな時は
「私はおしゃべり大好きだから英語もいけるはず!」
と根拠のない自信を持ちまくって勉強を続けましたよ。
現代社会は、NHKのラジオ語学講座がインターネットでいつでも繰り返し聞けたり、
オンラインで自由に英語レッスンが受けられりと、
勉強ツールがどんどん増えていますね!
うらやましい!
特に英語は星の数ほどテキストや学校がありますから
・なにを学びたいか
・なにができるようになりたいか
・目的と目標は何か
・期限をいつにするか
を明確にして、プロのアドバイスを求めるのがもっとも能率がよいと考えます。
参考になさってください♪
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