2011年8月23日に卵巣癌の手術をした。

手術だからと言って身内に来てもらっても、待ってるだけだしなぁと思ったので来るのは元旦那くらいでいっか。

と思ってたけど、姉と妹が心配して来てくれた。


朝8時頃に姉が大阪から病院に来た。(私は当時中国地方に住んでいた)


執刀医が病室に様子を見に来られて、手術の事を簡単に説明され、病室を出て行った後

姉が「あの方が先生?利用者さんかと思った」と言うのに爆笑🤣


介護職の姉は、私の執刀医が白髪でかなり高齢者に見えたみたいで「本当にあの先生で大丈夫なのか」と本気で心配してた🤣


姉が高齢者と間違えた執刀医は当時50代後半だった💦

大丈夫だぁ(笑)


手術は11時からだったけど、前の手術が早く終わり10時過ぎに看護師が呼びにきた。


手術用の弾性ストッキングを履いて手術室へ移動。


ドラマで手術前のシーンはベッドでガラガラと運ばれるから、そんなふうに手術室に行くのかと思ってたら…


点滴のバーをガラガラと運びながら、歩いて手術室へ😳

なんかイメージと違った。


手術室の前室(?)に入ったら手術用の服に着替え、着てた服と下着、眼鏡は手術室に持ち込まないので病棟の看護師に渡して病室に持ち帰って貰うんだけど、


ど近眼の私は

世界がボケまくって


何も見えない〜


手術室担当の看護師が挨拶に来られても、顔もボケて見えるので誰が誰やら???


そして点滴をガラガラさせながら手術室へ。


手術室に入ると横を向いてベッドの上に寝転んだ後、背中から麻酔を注入。


猫のように背中を丸めてくださいね〜

麻酔を入れますね〜

と言われてからは


記憶喪失


気がついたら手術が終わり、姉妹と元旦那のベッドの横に立ってた。

時空を超えてワープしたと言う感じ。

(手術は5時間ほどだったと聞いた)


麻酔を溶かす薬をしてたそうで、気がついたら姉が

「手術は成功したよ。盲腸も取ってくれたよ」と言ってたのは記憶してる。

なぜ盲腸???

と思ったのもしっかり覚えてる😅

その後また眠りにつき、19時頃に執刀医と共に病室に戻った。


病室に戻ったら意識がハッキリして、電話で手術の事報告できるくらいになってて、電話した相手がビックリしてた。(そりゃ手術当日に電話してくるとは思わんよな)


手術後は足の裏に機械を付けられ、24時間ずっとガタンガタンと足裏を押される状態だった。


この機械と弾性ストッキングを履き、足を圧迫することで血液を足に滞留させずに心臓に戻しやすくして下肢静脈瘤の進行を防ぐらしい。


これが…

足が熱くて辛い😱

外して欲しいと何度も看護師に言ったけど外してくれなくて辛かった😭

(そりゃ外せんわなぁ)


それと、背中から痛み止め注入出来るようになってて、痛みがある時は注射器みたいなのを押すように言われた。


私は両方の卵巣と子宮を全摘したんだけど、

手術が終わった後に、姉妹と元旦那が摘出した卵巣と子宮を見ながら医師から説明を受けたらしくて、

姉が子宮を見て

「これ子宮?すごい綺麗」

と驚いてたらしい。


そうだよな子宮は癌じゃなかったもんなぁ。

医師から今後の為(転移など)を考えたら全摘した方が良いと言われて全摘にしたんだよなぁ。。。


姉が「綺麗」と言ってたと聞いて、子宮残せばよかったのかなぁ…とちょっと後悔した。