今、ニューヨーカーが苦戦しているのは、職探しばかりではありません。
住む場所が見つからず苦労している子たちのなんと多いことか。
賃料が目が飛び出る金額になってしまったニューヨーク
それはブルックリンやクィーンズも同じです。
とうとうレントが払えなくなり、お隣ニュージャージーの両親の家に住み始めた子も。
ニュージャージーに両親の家があればまだマシですが。
他州からきている子たちは、ニューヨークを離れるしかありません。
ブルックリンのクリントンヒルの1BR
約47平米
家賃は今日の為替レートで60万円以上
マンハッタンのミッドタウンまで2回地下鉄を乗り継いで40分。
今どきのニューヨークでは、一人で住むのが難しく、ルームシェアをする場合、全員の雇用先、年収証明、クレジットヒストリーのチェックが義務付けられます。
ルームメイトの一人でも収入が低かったり、クレジットヒストリーが悪いと、全員はねられるのです。
※クレジットヒストリー
過去に支払いを踏み倒したり、滞納した歴史はないかを調べること。
賃貸はどんどん上がっているので、かなりの高収入があっても、マンハッタンはもちろん、ブルックリンに住むのも難しく、どんどんブルックリンの奥へ奥へ、またはクィーンズへと引っ越し先を移動せざるをえない子たちがたくさん。
娘の友人Fちゃんも大学卒業以来、何度引越しをしたことか。
その都度、どんどんブルックリンの奥へ、奥へと入っていかざるを得ません。
今、彼女はまたアパートを探しているのですが、何度か跳ねられた挙句、どうやらイーストウィリアムズバーグで決まりそうです。
そして大学を卒業したばかりの妹さんと一緒に住むそう。
前回のお部屋は、場所は良かったのですが、日当たりが悪かったそう。
今回は場所は、オーソドックスなユダヤ人が多く住む、地下鉄の駅もちょっと離れた場所ですが、日がさんさんと当たるそう。
うまく決まるといいなぁ。
別ブログで主にファッションや旅のことなどを書いています。
今年こそ処分しようと思っていたジャケットを捨てなくて良かった件

