台湾三日目(7日・日曜日)の午後から夜
結局この日、張芸京のサイン会が気になっていたけど、その時間帯にまだ部屋に居て、洗濯とかしてました。
というわけで、いろいろあったイベントは一切見ずに、一度食べてみたかった「マンゴーとスイカの豆花」を食べに出かけました。
お店をネットで調べて行ってみたら、「なんだ、こんな簡単な場所にあったのか~」と、どうして今まで来なかったのか不思議に思いました。(・・・・って、単に調べるのが面倒くさくて来なかっただけ。ハハッ)
おそらく食べてみたいと思ってから二年越しで、ありつけたものがこれ。
留学してた時の三ヶ月は本当にひきこもり、、、というか学校と家の往復と、ライブとイベント会場の有る場所にしか遊びに行くことしかしてなくて、食にあまり興味のない私はわざわざ調べて何かを食べに行くということはしてませんでした。。。
そして、その後旅行で台湾に来ていても、これを食べられる季節ではなかったので、なかなかありつけなかった代物。
やっとありつけたこのお味は、さっぱりしていて普通に美味しかったです。
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さて、これを食べた後、全くノープランで、どこに行こうか悩みつつ、いつも歩く場所をぶらぶらして、結局いつも行く市民大道のさつまいも専門店の「瓜瓜園」のおじさんの顔を見に行きました。。
私が三年前に初めて一人で台湾旅行をするようになってから、台湾に行くとかならず会いに行くおじさんです。
おじさんのところに行ったら、顔を見てすぐにわかってくれるので、
「お~~、久しぶりだね~、元気にしてたかい~? いつ以来だっけ?会いたかったよ~」
とお馴染みのセリフですが、やっぱりいつ聞いても嬉しいもんです。
そして、お店の商品を幾つか買って、おじさんが値段を言ってくれるけど、その値段の中国語は毎回早くて聞き取れない私なのでした(笑)
で、ここ数回は、かならずタダで焼き芋をくれます(笑)
「ちょっと待ってよ、今焼きたてがあるから。ほら、まだ熱々だよ」と
焼き立てを二個くれました。
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前置きが長くなりましたが、
そのもらった焼き芋を持って、微風広場の上にある映画館で二本映画を見てきました。
一本目はウェン・シェンハオ主演の「候鳥来的季節」
そして、二本目は、チャン・ロンロン主演の「逆光飛翔」です。
前回の台湾旅行(今年の二月)の時にも、映画を三本見ましたが、なんか現地で映画を見るのってなかなか良いですね。
「痞子英雄」の映画の日本版が30分カットになって上映されたのを見た時、オリジナルと全く違ったものになっていたので(☆この30分カットシーンに関しては今度また書きます。あのカットの仕方はありえない~~~(怒))、絶対現地でオリジナルを見るべしと思うようになりました。
さて、前回映画のチケットを買う時、私の発音が悪くて、別の映画の切符を渡されたという経験上、今回はちゃんとタイトルと上演時間と枚数を書いたメモを見せました(←留学経験があるくせに、情けな~い)。
にも関わらず、やはりチケット販売のお兄ちゃんとの会話は、全然かみ合わなかったのでした(アハハハ、汗)。
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まず一本目の「候鳥来的季節」
始まってから気づきましたが、相手役はビアンカ・バイだったんですね。
ポスターを見ても全然気づきませんでした。
内容は、家族愛のドラマですかね。淡々としてましたが、最後は泣きました。
ウェン・シェンハオが実家に戻ると、お母さん、弟と台湾語で話すので、その部分は字幕を追うのもやっとで、意味は分からなかった部分の方が多かったです。
でも、一応映画の全体の内容はちゃんと分かりました。
私、ウェン・シェンハオって、「結婚って幸せですか」でしか知らないから、きっと「PS男」とか「敗犬女王」とか見てたら、また違った感覚で見れるんでしょうね~。
劇中、彼がまた一瞬、嫁以外の女性に気が行ってしまうところがあるんですけど、その時、場内で
「小三、小三・・・・」とささやく声が聞こえました(笑)
「小三」は、台湾で「愛人」の意味です。「結婚って幸せですか」から出た流行語の一つだったと思います。
私も思わず、
「また、浮気するキャラかよ~~」と内心ツッコミました(笑)。
あとは、彼の腕毛の濃さにビックリ(笑)
「結婚・・・・」の時、薇恩に腕をかまれた時、あんなに濃かったけな~?などと思った私なのでした。
ま、ネタバレとかそういうのはないですが、泣く時に鼻水も出ちゃうウェン・シェンハオの名演技に私も泣きました。
いい映画なので、皆さんも機会があったら見てください。
お、そうそう、最後に主題歌が流れるのですが、それが張芸京ちゃんの歌で、めちゃくちゃ映画にあってたし、
というか、彼女の新作(数曲しか聴いてませんけど)、すごく成長した感があってなかなか良さ気ですよ!
アルバム買って帰ろう~という気になりました。
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そして、二本目「逆光飛翔」
これは以前、ちょっと紹介した私のオススメ映画。
今年の東京国際映画祭にも上映決定した作品です。
(が、島問題の関係か、レッドカーペットには台湾芸能人は不参加の模様です。この映画のFBページでも、釜山映画祭での上映に関しては話題にしてるのに、東京国際映画祭で上映される事は、あまり触れられてないんです・・・・ホント、残念。。。)
そして、なんとこの映画、台湾がアカデミー賞の「外国語映画部門(?)」にエントリーする作品に選ばれた模様です(訂正:台湾から出品する作品候補にエントリーされただけで、どの作品がアカデミー賞にエントリーするのかはまだどの映画かは未定みたいです。。。。、)
ところで、私がオススメした理由ですが、この映画に宇宙人のギターくん(阿奎)と、元ドラムの魏胖がちょこっと出ているからです(笑)
あらすじ等はまた別記事で更新しますが、
この映画、もう私涙腺緩みまくりで、始まって、男主役の黄裕翔が出てきただけで、涙。
その後に続く、目の見えない裕翔を、一人台北の大学に送り出す母親を見てるだけで、涙。
なんか見る前から思い入れがあった映画なので、最初の20分くらいはずっと涙してました(笑)
まぁ、実際見てみると、チャン・ロンロンが主演女優賞でいろんな映画の賞でノミネートされるだけあって、
基本、彼女メインの映画で、他の人たちの出演シーンは決して多くはないですが、でも、個人的には悪くはなかったです。
内容は、シンプルで「何事もやってみないと、自分がどれだけの事ができるかわからない。勇気を出して一歩踏み出そう」的な、勇気をもらえる映画です。
中国語もさほど難しくないので、中国語学習者の方にオススメです。
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といった感じで、映画を二本見て、晩御飯は、久しぶりに臭豆腐と大腸麺線をお持ちかえり。
そしていつものごとく、お腹を下す(汗)
食べてる時は全然問題ないんですけどね~~~~~。
でも、今回は一人部屋で、他人に気を使うことなく、お持ち帰りして部屋でご飯食べれるし、お腹壊してもトイレに気兼ねなく行けるし、これはこれで快適です。
ということで、三日目の報告終了~。
そして、台湾に来ると夜更かししちゃう私なのでした。
つづく。