体操ニッポン! | 笑って砕けろ!

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Mis Favoritos//引退までのカウントダウンからタイトル変更!
人生笑った方が勝ちだー!
苦しいから楽しいがあり泣けるから笑える。
もう最後は笑って逝ったよあの人は!という気持ちで気楽に
書かれるブログ。引き続きサッカー、犬そして映画やドラマのこと中心です。

内村選手の個人総合優勝でわいた日本、28年ぶりのチャンピオンは世界選手権、オリンピックのダブル優勝という快挙でもありました。
そんな選手いないのだから、本当に凄いことです。

なんだかサッカーみないで体操みれば良かったよーと後悔。
テロップがでてすぐ体操をみました。表彰式と内村・田中両選手のまとめビデオです。
うーん他の選手のもみたかったよー。

体操は10点満点の時代と比べるとEとD得点となり、特に技の得点は青天井となっています。
その為に総合力よりもスペシャリスト育成という方向に世界は向いています。

でも日本は体操は全競技をこなして体操となる、という考え方があり総合で勝てる選手育成に力をいれてきました。
どうしても体格、男子は筋力が劣ってしまう日本。
でも小さくて薄い身体でも出来ること…細部にこだわる美しさを長年継承してきた結果…今回の金に繋がったのでしょう。

もちろんスペシャリストも必要です。個人名がつく位の独創的な技ができるのはスペシャリストが多いのですから。
それでも全ての競技をスペシャリストと同レベルで戦える総合が強い選手というのは体操選手の理想です。

内村選手の練習と努力は本人の仰る通り恐らく世界一のはず。
彼は次のリオデジャネイロも目指すそうだから…。


内村選手の理想の体操っていったいなんなのでしょう。


難度の高い技をいれ、姿勢、つま先など細部にまで気を抜かず、そして着地をきっちり決める…そんな演技を理想としているのでしょう。


今回の金メダルでも「技を外す」ということを選択した内村選手。
これもまた作戦です。
鉄棒では最高難度のカッシーナをいれてコールマンを外すということ。
つまりは落下を回避するため確実にできる事をし、減点を少なくする。加点はあるのでもともとの点数よりも点が伸びると考えてのことでしょう。

それでも勝ててしまうのが素晴らしです。
跳馬での着地は「ぴたっ」という擬音を付けたくなったほどです。


今後、いっそうの高みを目指して内村選手の理想の体操を披露していただきたい。
そして今回出場した選手もまた次なるステップに進んでもらいたいものです。
なにより山室選手のケガが早く回復することを願っています。

そして種目別…田中兄弟と内村選手が出場しますね!まだもうちょっと体操を楽しめそうです。