大きくなったものだ ~アメリカ旅行⑦~ | そろそろ、ソロ活

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人生100年時代。
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お昼ご飯を食べた後は、子どもたちが3年間通った小学校を訪れました。

 

中には入れませんでしたが、外から見ただけでもなつかしさで胸がいっぱいに。



思わず、当時の子どもたちの写真を引っ張り出したりして。

 

あの頃は、こんなに小さかったんだっけ...。


 (当然ですが、いずれの写真も左側の純日本人が私の息子娘です(笑))

渡米したとき、息子は小学校2年生、娘は幼稚園の年少さん。

 

それまで英語を習ったこともなく、ABCもろくに知らない状態です。

 

とりあえず、教え込んだのは、

"Where is the bathroom?"と"Call my mom."


そして引っ越した翌日から、いきなり現地の学校に送り込みました。

 

 

当然、先生やお友達の言っていることがさっぱりわからず、息子は何度か教室を脱走して問題に。

 

娘は教室で全く声を出さず、先生に「この子は話せるのか?」と心配されたことも。

 

私は私で、英語はなんとかなっても、現地の学校の習慣(持ち物とか通学システムとか)が全く分からず、戸惑うことばかり。


 

最初の3ヶ月ほどは、親子そろって右往左往していたような気がします。

 

それでも半年もしたら子どもたちはすっかり現地の学校に溶け込み、3年間、ほとんど休むことなく毎日楽しそうに通ってくれました。

 

当時、右も左もわからない子どもたちを優しく導いてくださった小学校の先生方には、感謝しかありません。



懐かしのスクールバスにも遭遇!


「学年で座る席が決まってるって最初知らなくて、適当なところに座ってて怒られたなぁ」


と、息子が思い出話をしていました。


 

そういえば、アメリカで小学校に通い始めた娘。

 

帰国後は当然日本の学校に通うのですが、初日に集団登校の集合場所まで送っていくと、一言。

 

「バスはどこ?」


その後もしばらく、「学校まで歩くなんて、大変すぎる!」と文句を言ってました。

 

これまた、今となっては笑い話です。



その時々は必死で、子育てを楽しむなんて余裕はなかったけれど。


こうして振り返ると、大変だったことも悩んだことも、すべてがかけがえのない思い出になっている。


これこそが、子どもを育てることの醍醐味なのかもしれません。