再び毎日新聞の余録から。


「余録:「非常時」の夏時間」
4月16日 毎日新聞(→http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20110416k0000m070166000c.html
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 ベンジャミン・フランクリンが早寝早起きをすすめたのは、「健康、富、知恵」を増進すると信じたからだ。その彼がパリに滞在中、日が昇ったのに寝ている市民に眉をひそめたのは当然だ。パリっ子たちはその分夜の生活を楽しんだ

▲そこで彼は朝の活動を早めて太陽光を使い、夜のロウソクの無駄遣いを防ごうと呼びかけた。そのエッセーが夏時間のアイデアの起源という。夏の標準時を1時間進めようとの提案が生まれたのは20世紀初めの英国だった

▲実際に夏時間を初めて導入したのは第一次世界大戦中のドイツである。続いてドイツと交戦中の英国でも採用されたが、何も「健康、富、知恵」の増進のためではない。戦時経済の下での燃料類の節約や労働時間の延長といった目の前の必要に迫られてのことであった

▲こうみれば、今の日本の「非常時」ぶりも分かりやすい。東京電力の原発事故による夏の電力不足への対策の一つとして戦後占領期以来の夏時間導入が検討されている。すでにソニーが独自で就業時間を1時間繰り上げるなど、個別企業での夏時間の採用も始まった

▲最近では温暖化対策として期待が高まっていた夏時間だが、一方で省エネ効果を疑問視する声も根強い。また過去の導入時の「早起き遅寝で、睡眠不足になった」とさんざんだった評判も気になる。肝心の昼の暑い盛りの電力節約にどうつなげるかの工夫も要るだろう

▲江戸時代の「早起きは三文の徳」もあんどんの油代を節約できたからだった。終戦直後を思わせる「非常時」の夏時間論議だが、それを機に「健康、富、知恵」のための早寝早起きが増えるのも悪くない。
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日本企業の場合,夏時間を導入しても,
始業時間が早くなるだけで終業時刻は変わらない…なんてことになりそうだけど。


また新しい生活スタイルに身体が慣れるのも一苦労だ。
夏時間を導入して,その時間帯に身体が慣れる前に夏が終わってしまい,また元の生活時間に戻さねばならぬ,なんて事態になりかねない。


残業時間を1時間強制的にカットしたり,完全終業時間を制定するほうが,よほど省エネで人間的やと思います。
本日の毎日新聞の社説「震災後「低エネ」社会 日本モデルは可能だ」が素晴らしかったので転載。
原発に頼らない「低エネルギー社会」の実現,日本ならきっとできると思います。



4月16日 毎日新聞社説「震災後「低エネ」社会 日本モデルは可能だ」
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110416k0000m070168000c.html
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 「3・11」以後、多くの日本人が「日本はもう原発に頼るわけにいかない」と感じたに違いない。私たちも同感だ。地震国日本が原発と共存するのは無理がある。


 だが、今後進むべき方向が原子力に代わる新たな電源探しのレベルにとどまっては、3・11の歴史的意義を卑小なものにしてしまうだろう。あの大災害は自然が私たちの暮らし方の根本に反省を迫っているのであり、ひいては私たちの文明のあり方にも再考を求めている。そう受け止めなければ、最高度の「レベル7」に達した災害の意味をとらえたことにならないだろう。


 ◇許容限度踏み外す
 昨年の夏、話題はメキシコ湾の海底油田で起きた原油流出事故に集中した。あの広い湾が原油でいっぱいになり、大西洋まで流れだすのではないかと世界が震撼(しんかん)した。


 そして今年、東京電力福島第1原子力発電所の放射能汚染事故。無論、今回のほうが事態ははるかに深刻だが、このふたつの事故は極めて似通った側面を持つ。


 カナダのエネルギー経済学者ジェフ・ルービン氏は(1)東京電力とBPというエネルギー巨大企業の管理下で起きた事故であること(2)いずれも原油枯渇に対応するプロジェクトであること、をあげている。


 2点目がより重要だ。海面から数千メートルもの地点で、サーカスのような危なっかしい石油採掘をなぜBPはやらなければならないのか。それは楽に石油掘削ができるところが陸になくなったからだ。いま、新規油田の大半が深海である。


 他方の原子力発電。これもまた、化石燃料の枯渇あるいはコストの高騰に対処するため、非常なリスクを冒してエネルギーを取り出そうとしている点で、深海油田と本質は変わらない。


 ルービン氏は「自然は何かを私たちに語りかけているのではないか」と言う。「何か」とは「もっとエネルギーを」という人間のあくことなき欲望への警告である。


 フランス哲学の内田樹さんは「原発供養」が必要だという。「ほんとうに人間が最大限の緊張をもって取り組まなければならないリスクの高い仕事に際しては『超越的なものに向かって祈る』という営みが必須なのである」と。


 私たちはエネルギーへの激しい渇望に突き動かされて、自然への畏怖(いふ)を忘れ、いつの間にか自然の許容限度を踏み外してしまったのかもしれない。


 今後、日本は強いエネルギー制約下に置かれる。政府のエネルギー基本政策は2030年までに14基の原発を新設し電源の半分近くを原子力に頼るというものだったが、増設は政治的に不可能になったと思われる。それどころか、既存の原発も定期検査で休止した後、地元が再稼働に同意するかどうか予断を許さない。原発の今後は非常に危うい。


 この夏の電力需要のピークを計画停電なしで乗り切るため、政府・東電・経済界が需要の「山」をならすプランを練り、供給面では休止中の火力発電所の運転再開を急ぐなど、綱渡りの作戦を展開している。しかし、それでも「計画停電」がないとはいえない。事態は厳しい。


 原発の比重は低下せざるをえず、当面、天然ガスが代替の主役になるとみられる。また、高効率の石炭火力の増設も有力だ。石油火力の新設は停止されているが、既存施設の再開も必要だろう。


 ◇信頼の絆を生かして
 長期的には太陽光や風力による再生可能エネルギーの拡大だ。また、日本の送電ネットが東西で事実上分断され、緊急時に電力を融通できない現状も早急に改めるべきだろう。


 日本経済にとってはまことに厳しい状況だ。エネルギー多消費型産業の海外移転は加速せざるをえまい。雇用への影響も懸念され、日本経済の先行きは楽観できない。


 しかし、過度の悲観論は排し、3・11の意味をもっと前向きにとらえたい。エネルギー制約を逆手にとって、日本を低エネルギー社会の先進国に転換していく覇気をふるい起こすべきであろう。


 低エネルギーは低成長を意味し、一般に国民の福利を引き下げるとされている。しかし、今度の大災害で諸外国は日本人のさまざまな美徳を絶賛した。我慢強さ、助け合い、地域や職場の信頼の絆。日本には石油はないがこうした「社会資本」は多量にあり、それを社会の隅々に織り込んでいきたい。


 家庭生活と労働の両立をめざすワーク・ライフ・バランスなども一例であろう。家庭生活の平安は金銭の多寡に置き換えられるものでない。企業の在り方も採用や人事評価など根本から見直すべきだ。


 窮乏生活をする必要はない。浪費を避け、資源の再生につとめ、リサイクルを促進する。そして、小型水力発電などでエネルギーの地産地消を可能な限り進めたい。分散型の国土形成で防災力を高める。エネルギー制約は早晩、ほかの国をも襲う。それに先だって低エネルギーでも福利の低下しない日本モデルを構築することこそ、3・11への何よりの鎮魂となるだろう。

日本ではあまり知名度のないMicrosoftの検索エンジンBingですが、
米人気ブログメディアMashableでは、「2012年にBingがGoogleを抜くことができるのか?(Could Bing Overtake Google in 2012? 」という記事で、Bingがじりじりとgoogleのシェアを奪っていることを指摘しています。

記事によると、2011年3月1日の時点で、googleの検索件数が64.42%まで低下しているのに対し、Bingのシェアは30%にまで達したとのこと。グラフによると、ここ毎月googleが3%のシェアをこぼし、Bingは5%のシェアを獲得していることから、2012年の1月には米検索エンジンで下克上が起こる可能性があるとか。

→Could Bing Overtake Google in 2012? [CHART]
http://mashable.com/2011/04/11/bing-search-growth/


私はgoogle派で、bingは使わないのですが、米国bingはそんなに使い心地がいいのでしょうか。
アメリカのweb主流は日本の2-3年先とよく言われるので、WEBマーケッターは注目すべき動向でしょう。
IT mediaの記事より抜粋。
物理科の方は、こんな台詞を女性から言われる人がいらっしゃるのでしょうか(笑。
このポスターは大学院入試とのこと。わたしというのは、就職とか社会を擬人化したものとも見えますね。


「物理とわたしどっちが大事なの!?」「物理を選んだら→」 阪大の入試ポスターがすごい
「「物理とわたしどっちが大事なの!?」――そんな究極(?)の選択を迫るせりふが描かれた、大阪大学大学院理学研究科物理学専攻の入試説明会ポスターがネットで注目を集めている。

 せりふの横には、「ザーー」と雨が降るなか、向き合って立つ男女のイラスト付き。手前には傘が落ちており、男女の表情は描かれていないものの、深刻な雰囲気をただよわせている……。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1104/14/news037.html
All Aboutの記事から「過労による恋力低下を防ぐ方法」をピックアップ。

「仕事におけるある程度の忙しさ、やり甲斐、満足感、センスの吸収はその人の「恋愛力」をアップにつながります。自信に満ちた言動、物腰、表情、そして外見的センスを仕事から吸収し“異性から見た魅力”を磨くことにもつながります。

大学生の時までは地味なオクテキャラだった人が、就職した仕事や職場、取引先の人間関係に磨かれ、どんどん“魅力的”になってゆくケースもあります。“遅咲きデビュー”の男女たちです。とくに高偏差値の大学から優良企業に就職した属性にこのパターンの方々は多いものです。これはまさに仕事に魅力を育てて貰った“良い例”と言えるでしょう。

→http://allabout.co.jp/gm/gc/378656/」


最近読んだ本のなかに、顔の印象は「口元」で決まる、とありました。
唇の形ではなくて、口の端——口角が上がっているか、下がっているかでまったく印象が変わるそう。


口角の下がった顔は怒っている顔、むすっとして、つまらなそうにしている顔。
そんなふうにしていると口角を上げる筋肉はすっかり衰えて、たまに笑っても引き攣った笑顔にしかなりません。


営業マンは朝起きた時、鏡の前で身だしなみと「笑顔」のチェックをすると聞きますよね。


みなさんの口角は上がっていますか?
過労による恋愛力の低下から、口角を守っていきましょうね。