西武池袋線の
高麗(こま)駅 で下車し
巾着袋の形に似た高麗川の曲線に囲われた
巾着田 を経て
高麗峠(こまとうげ) を
天覧山 の山頂を経由して
歩き
終着点を西武池袋線の
飯能駅 としてハイキングコースを設定した
根拠は
「 最後は飯能駅の駅ビルで晩酌の肴として
美味しい生鮮食品やお酒などの買い物をしてから帰る 」
という卑しい?魂胆があったからに過ぎない
そのような腹黒い魂胆?
を持つ私たち夫婦が
心の洗われるような景色に出会たのは
紫式部の実
であった
11月末頃までを実りの期間とする
紫式部のそれは
だいぶ実が少なくなってしまってはいたが
紫色 は
健在であった
道のコンディションが雨などで滑りやすくなっていなければ
子供連れでも、ご高齢の方でも、チャレンジできるこのハイキングコースは
スタート時に懸念していた私の腰痛を
多少の昇り降りをしているうちに
悪化するどころか
逆に和らげてくれていたことに驚き、喜んだ
そして
(源氏物語の)光源氏の女性遍歴のような腹黒さ? や
美貌も経験も私は持ち合わせていないが
(作者の)紫式部のような小説を
私もいつかは書いてみたいと
思い始めるのであった
今日の感心