今回、早稲田のハイパントの作戦が
上手くいっていたように思います。
そんな
早明戦の余韻がまだ残る中...
ひとつの短歌を
知りました。
ハイパントあげ走りゆく吾の前青きジャージーの敵いるばかり
佐佐木幸綱
これはまさに早明戦を歌ったものですね。
早稲田の選手からみる
「青きジャージー」(=明治大学の選手)を通して
肉体の躍動を表しているのでしょう。
【 ハイパント 】(今日のラグビー用語)
前方に高く蹴り上げる滞空時間の長いキックを言います。
味方のプレーヤーが、ボールに追いついて
マイボールにする確率を高めるために行うプレーです。
【 佐佐木幸綱 】
佐佐木 幸綱(ささき ゆきつな、1938年10月8日 - )は
日本の歌人、国文学者、日本芸術院会員。
東京出身。
「心の花」主宰・編集長。現代歌人協会理事長。
早稲田大学元教授。
本名は佐々木幸綱で、祖父、父に倣って「佐佐木」を称する。
祖父の佐佐木信綱、父の佐佐木治綱も歌人である。
出産の際とりあげたのは俳人で産婦人科医の水原秋桜子。
1958年20歳の誕生日に父を喪い短歌を始める。
1959年早稲田大学第一文学部国文学科入学
と同時に早稲田大学短歌会に入部、小野茂樹や寺山修司らと知る。
早稲田大学大学院在学中の1963年、
現代短歌シンポジウム提出作品
「俺の子供が欲しいなんていってたくせに! 馬鹿野郎!」
で注目を浴び、新進歌人の一人に数えられるようになる。
河出書房新社に入社し「文藝」編集長を務め
三島由紀夫等を担当した。
河出を退職後「早稲田文学」編集委員、
跡見学園女子大学専任講師を経て、
1984年より早稲田大学政治経済学部助教授、教授。
青年時代はラグビーやボクシングに熱中し、
ダイナミックな肉体感覚を詠んだ勇猛な作風は「男歌」と称される。
門下には俵万智、大口玲子、横山未来子、大野道夫、黒岩剛仁、
谷岡亜紀、奥田亡羊、田中拓也、矢部雅之、藤島秀憲、佐藤モニカ、など。
(「ウィキペディア」より抜粋)
その他の歌も少し紹介しておきます。
ジャージーの汗滲むボール横抱きに吾駆けぬけよ吾の男よ
無頼たれ されどワイシャツ脱ぐときのむざむざと満身創痍のひとり
ふたつめの句は、門下の俵万智さん曰く
『自分自身へむけられた決意と励ましの言葉だろう。
男の孤独と、やせ我慢の美学が光る。』
この歌に、ものすごく惹かれるものがあります。
短歌って、いいですね。
お酒でも飲みながら
短歌に酔いしれるのも、いいですな。
二日酔いのまなこ閉じても開きても人満ちいる早稲田大学
おっと。
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身近なところにラグビーを
今日はここまで~
ノーサイド
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