【34】「水鳥の如し-その1」(著名人)
http://ameblo.jp/rufu-rufu/entry-11314124715.html
【64】水鳥の如し/その2 (法華講員の店)
http://ameblo.jp/rufu-rufu/entry-11632025109.html
にて、 日蓮正宗の信仰を通して、世間で活躍している方々を紹介させていただきました。
今回から〝表舞台では有名ではないが〟「知る人ぞ知る」日蓮正宗の信仰体験や逸話を、メモが出次第、随時紹介していきます
今回は、茨城県鹿島市の法華講員、
故・中野忠次さん
法名・啓脩院法忠日全居士
のお話です。
実は私は、故・中野さんから、「俺の体験談を本にしてほしい。多くの学会員に脱会してもらうためだ!」と生前、頼まれていたのです(私の会社が出版社だったため)。
しかし私は当時、本山本部(総務)主任として多忙を極めており、編集する時間がありませんでした。 今は少し時間ができたので、少しずつ紹介させて頂き、以て故・中野さんの意思をここに実現したいと思います。
又、今回は「故・中野忠次さん」と実名を紹介いたします理由は、
1)「中野忠次の体験」として、一般書籍として出版予定だった事
2)中野忠次という名が、正宗の多くの御僧侶に知られている事
3)中野忠次という名が、多くの学会員・SGI会員に知れていた事
4)生前、「俺の実名を出して出版する事に意義がある」と口癖だった事
5)御本人の豪放磊落な性格と、信頼関係で問題ないと判断した事
6)それが故・中野忠次さんの一番の供養になると思った事
です。よって、さしあたりまして実名を出しますが、もし問題有りと思われましたら、メッセージにて御指摘願います。
~プロローグ~
【離脱僧も恐れる中野氏の〝獅子吼〟】
ここには日々〝離脱僧〟が法論に訪れにきたのを何度も見ている。相当の数の〝離脱僧〟が来ていた訳だが、この中には、工藤●英、宮川●法など有名な離脱僧もいたのである。これらの面々が言う事はいつも同じ=「中野さん、御書で法論しましょう。もし中野さんが負けたら学会に戻って下さい。そしてまた活躍してほしいのです。」等の類い。
中野氏の返事はいつも、
「何!御書だと!!ふざけるな!俺が生きた御書だ※!ガハハ!俺の家の御本尊の前で堂々と一緒に題目三唱できるか!!お前ら直ぐに死んでしまうぞ!いいのか!覚悟して来い!サァ来い!現証出るぞ!」と言って一喝していた、
この中野氏の獅子吼に、離脱僧達は誰もがみな、ブルブル震えだして一目散に逃げ出して行ったのである。当時、既に80歳を超えていた中野氏であったが、それはそれは凄い獅子吼だった。
※俺が生きた御書=もちろん中野さんの方便である。「御書根本」「人間革命は現代の御書」をほざく学会と、金魚の糞のごとき離脱僧に対してはこれが一番だという、中野さんの自信と確信と、余裕おユーモアでもある。
日蓮大聖人「出家功徳御書」に曰く
かみをそり、
袈裟けさをかくる形には天魔も恐れをなすと見えたり
獅子吼の中野氏の前では、(一応)袈裟をつけた離脱僧の方が恐れをなし、天魔の姿を露にしたのである。
つづく)
Cyuji Nakano