以前から、この土地は値引き交渉が可能かどうか、N澤さんには尋ねていました。
しかし、売主とN澤さんとの間にその土地の管理会社が入っており、なかなか売主の本心がわからないとのことです。
こういうときは、素直にこちらの意思を伝えた方がいいです。という経験則。
で、500万円で買うという意思表示をすることにしました。
200万円も安く指値を入れる。一見無謀なように思われるかもしれません。
しかし、その値段が通るかもしれないという根拠はちゃんとありました。
ひとつは、この物件がかなり売れにくい物件であると感じたこと。
きのうのブログに書いただけではなく、南に接している敷地との境界がなんとなくあやしいと感じました。
ここ整理するのに手間がかかりそうです(もちろん売主負担でやってもらいますが、売主もそれが面倒だとわかっているでしょう)(つまりは心理的瑕疵だけではなく、境界の問題も抱えており、売主も苦労していると読みました)(だから大幅にダンピングしても大丈夫との判断です)。
もうひとつは、東側に接している土地との関係です。
この土地は、ぼくたちが狙っている土地と同じくらいの広さで、やはり売りに出ていました。
当初は700万円でしたが、こちらの土地を意識したのでしょう、600万円に値下げしていました。
(ただこの土地は、更地渡しではなく、現況渡しでした。そして敷地いっぱいに上物がありました。
解体費用だけで200万円はかかりそうです)
この土地の価格も交渉に使えそうです。
ぼくは、2割引きくらいの価格で収まるのではないかと、過去の経験から感じていました。
700万円の2割引きで560万円、隣家の価格である600万円の2割引きは480万円。
このあいだの金額ならどこをピン刺ししても、冷やかしとは思われないでしょう。
ですから、キリのいい500万円という価格を提示してみました。