「第37回ホープフルS」中間印象 ~ダノンザキッドは単勝1番人気では無い!?~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 当該番組が、G1となった2017年以降の1着馬は3頭総じて新馬54キロ勝歴馬であり、G2の3年の1着馬は総じて54キロ勝歴馬である。ここに統一性を見るか否か。つまり、これにより王道の東SP杯からの連勝となるダノンザキッドの最優秀2歳牡馬の座は崩落する。悩みどころは今年と過去3戦の施行状況が異なる件。
 土曜の午前の段階では、ランドオブリバティが単勝1番人気馬である。大衆がこの辺りを鑑みている訳は無いが「芙蓉S」1着馬が「東SP杯」よりも格上という判断は出来ない。
 採用する仮説として全く1着条件に変化が無いとするならば対象はルメールの馬になるが、横に先行力のある武豊がいるが、豊は、そんな悪さはするはずも無いだろうという印象を信じるか否か。全G1勝利の対象に加わった当該G1を狙っているのかいないのか?