「第54回D杯クイーンカップ」~最終結論●奉祝●紀元節~建国記念の日~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 過去の歴史に見ると、この祝日に重賞が施行されたのは昨年、一昨年、2012年、2008年、2007年、2006年は、競馬開催日だが重賞の施行は無かった。
 さらに、2001年、1996年、1995年、1990年、1989年は、重賞施行なし。そして、この歴史が現行にように整ったのは1996年以降という事になる。そして、本日の代替競馬で施行される「クィーンカップ」が施行されたのは、2017年アドマイヤミヤビ、2012年ヴィルシーナの2年である。この2頭は、共に友道康夫厩舎所属馬であったのは偶然だが、自然の成り行きとは言え、イレギュラーに祝月施行となった「第54回デイリー杯クィーンカップ」で1着起用されるのがビーチサンバとなるなら、そこに共有を見るほかは無い。
 単純出目を6枠と事前指定し、そこから、そのまんま◎馬を抽出するというのは、パターン、外すパターンであるから心許ないが、「共同通信杯」を獲り損なった友道厩舎が奮起すると想定した訳でも、既述の共有を重視した訳でも無いのは言うまでも無い。