第57回スポニチ賞京都金杯 ~枠順ゲート番確定~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 「中山金杯」が、それ自身がその距離での古馬最上位戦であるのに、対して「京都金杯」は2000年「第38回」時に芝20から現行のマイル戦に変更することで、最上位を「マイルチャピオンシップ」に頂くことになる。これが、「秋華賞」新設の影響であるか否かは確かめようがない。距離変更戦で1着起用されたのが306キョウエイマーチで、「第2回秋華賞」2着馬であった事を根拠にしても、大したリクションもないし、それが起用性にどのように作用しているかまで、説明するのは難しいからどうでも良い。どちらにしても、マイル戦となってからは、単勝3番人気の6歳牝馬2頭しか起用されていない18年間であったという事。もう1頭の6歳馬ショウリュウムーン(2013)は、なぜに現物起用されずに同枠馬ダノンシャークに、そのバトンを渡したのかという理由は解らないが、同枠馬の方が人気が高かったから仕方あるまい。

 騎手の干支がどうのといつも「年男」が話題になるが、それでは、エアスピネルは説明出来ても、昨年の騎手連覇の説明はつかない。それでも気になる方の為に、巻末に資料を添付しておく。ていうか。亥年生まれのみ示すだけでいいか。

「京都金杯」:101吉田隼人/713松若風馬/815カツハル/101斉藤誠/305鈴木孝志/816本田優/

「中山金杯」:305マーフィーのみ/714斉藤誠/
 では、本編に移ろう。歴代「MCS」は3頭。3歳時の出走はロードクエスト(2015)とカツジ(2018)のみ。計時は3頭とも1分33秒中盤で、これがどうなのかはどうでもいいし解らん。THは57キロ2頭で、ロードクエストも含まれるが、HH馬も56.5に2頭いる。
 足元を少し変えて眺めると、「同一週同一距離重賞」というグループを作った場合、2018年2017年2013年2012年、2007年2006年、2001年という分類が可能。すると、ジェンティルドンナ(2012)とアーモンドアイとは、同じグループに属する事になる。しかし、施行日が異なるのである。「シンザン記念」絡みでは、グァンチャーレ(牡7)が、2015年の1着馬(武豊)である。
 「京都金杯」でいうなら、7番組中、5番組で4歳馬が1着。しかし、同グループの昨年は57キロの6歳馬である。
 武豊は、2000年以降、2007年、2001年以外は、総じて「京都金杯」に出走し、[4-2-1-10]である。4勝の内、昨年以外は、総て単勝1番人気である。
 集票構造は読めないが、主役クラスは、4歳世代からはホエールキャプチャの全弟パクスアメリカーナあたりだろう。牝馬が多いグローバルピースの仔としては珍しい牡馬なので、期待もアゲアゲなのだろうし、占い師の会社のような胡散臭い会社名を名乗る馬主の「㈱山紫水明」は、昨年、ネットでも話題になる新興。事業は福祉関連。
 まだ、書き足らないというか、書きたい事の半分も書いて無いが、仕方ない。あとは、ダンゴから推測してもらうか。そう言えば、今年に入って、有意義(公開する気になるよう)なコメントが少ない。まぁ、正月なので、酒も身体に入る機会も多いので仕方ない。別に愚痴っている訳では無いし、求めている訳でも無いので、流せば宜しい。