(農)第67回安田記念は18頭立戦 ~フルゲート施行の意味合い~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 量も質も、昨年の周辺記事とは雲泥の差ではあるが、出走表が出たら出たで、何らかの発信をしておかねば、「予想だけ」とか「予想もあげずに的中自慢」だとか、似非評論家の厳しい声が聞こえるのは明白。他人が中った事なんぞ、読み手は全く興味無い事は書き手の既知だから、それは、少なからずの「自慢」と「宣伝」が含まれているのは誰が何と言い訳しようがそういう事だ。「関係無いネッ!」とスカしている奴は只のアホや。

 「安田記念」の際には、「なぜ、芝マイル戦だけが春も秋も3歳馬を受け入れる出走資格を用意しているのか?」と答えを持たない世間に問うてみる事が多かったが、夏に編入されてしまったので、これによる、論点の誤魔化しは出来ない状況になって既に5回の「安田」が消化し、今年で6年目となった。

 昨年は、12頭立。「こんな少頭数、中てても自慢になるか!」と言う声を余所に今年の「安田記念」はフルゲート18頭が[外]2頭と併せて4年振りに満席となったが、そこには昨年の「第33回MCS」を逃げ切った今年6歳になるミッキーアイルは存在しない。同馬は逃げ脚を駆使して早々に競走馬登録を抹消しているのである。だから、2着のイスラボニータに権利が順送りされるというのがメディアが圧倒的単勝1番人気を成立させる為のプロパガンダなのか?ディフェンディングであるロゴタイプと接触させたのも、その流れなのか?

 そんな事はどうでもいい話で、今年も出走する昨年[外]からの枠連1.2K獲ったどぉ!の貴方も考えを見直して対応しなければならないし、万馬券専門と言いながら、単勝1番人気馬に◎を打つ貴方も同様。これも、どうでもええ話の1つ。

 昨年の「SMS」は、チャンピオンが「該当なし」で決着。2012年に、該当なしを受けて施行された「第29回MCS」は、いの1番ゲートからサダムパテック(牡4)が現物起用された。そして翌2013年の「第63回安田記念」は対象的な10番ゲートでロードカナロア(牡5)が現物起用。この両者は見ての通り同一世代でありながら対極に位置する戦歴であった。

 半分以上がどうでもええ話に終始し、しかも表題について触れずに終わったが、この程度で我慢して頂こう。寝る。と、その前に登録段階のインスピでの注目馬だけ順不同で挙げておくと、ヤングマンパワー(牡4)、ステファノス(牡6)。 尚、「ダービー卿CT」は今年、日曜施行から土曜施行に日程を変更(3中4→3中3)している。