「第20回シリウスS」の配列が確定した。20回の歴史の中で初めての11頭立戦を「記念」で施行する事になる。11頭立戦の注目の「5枠」には、48キロ馬の500万条件馬で初ダートとなるジュンファイトクンが配置されている。昨年の「2015WSJ第1戦(芝26)」でモエイラで2着したキャである。
そして、キーを握る前年2着同枠のトーシンイーグルも単独枠の「3枠」で同枠補正の叶わぬ状態(当研は、対角も並行も同枠成分とはしていない)である。つまり現物以外に機能する事は無い訳だ。前年1着の武豊騎乗のシンゼンレンジャーも単独枠の「2枠」、昨年だけのレース名を使用した準OPの1着馬。今年は「麦秋S」として施行された番組である。
3連勝の57.5キロ馬 (外)アポロケンタッキーは同厩トーシンイーグルと対角同枠とは言わないが対角配置には変わらない。4文字馬名の58キロ馬カゼノコはピオネロと同枠にはならなかったが接触で前年*2着同枠騎手が騎乗。「初売」を記念するには寂しい並びとなった。

