(祝)修学院ステークス ~同じ事を繰り返せないJRAの1つの手法 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 毎週、前年と比較すると、その番組編成のあちらこちらに変化を加えて来た競馬番組は、対峙する我々に、来年も同じなのか?変化するのか?という疑心暗鬼が宿るように編成される。それは、同じ事を繰り返していては、何とか必勝法にアドバンテージを与えてしまうからで、必勝指数も、常勝血統理論もこの世には存在しないような結果を毎週出してくる必要がある。この番組は、2008年復活時は、芝2000M戦であったが、ある出来事を機に、毎年、異なる距離で施行される。他の番組とカテ交換している訳ではない。昨年は、この「5回京都競馬」には、芝2000Mの準OPなどは存在しなかったのである。これも、JRAが同じ事を繰り返せない理由の1つであり、手法の1つである。