主催者がよく使うこの手法。例えば、今週の「神戸新聞杯」や先週の「ローズS」が現行距離に変更となった2007年戦の前年も「中京代替」であった。コースの新設などが影響しているという方もいるだろうが、どちらにしても、過去との決別には変わりない訳で、これでライスシャワーの戦歴が今後のサンプルから消失する事になる。競走名が同じなら同じ?ならば、細かい変化を織り込んで解析する手法に意味は無くなる。都合の良い方のみ採用する事を我田引水と呼ぶ。イスラボニータの「いちょうS」も、もう競馬番組のどこにも存在しないのである。このように競馬番組は、どんどん変化し、それに伴い解析手法も進化しなければならない。黴臭さい異臭漂う昔話は・・・。
