きさらぎ賞1着馬ルージュバックの桜花賞 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 わざわざ印の浅い個体を掘り下げるのも無駄とは思うが、絶大なる集票力を発揮されると、オペレーションが戦歴解読など蹴散らかす可能性もあるし、「なぜ?」の質問に呼応するのも面倒なので少し触れておく。
 「G3きさらぎ賞」を制した牝馬は存在しなから、このルートが開けばニュータイプと言う事になる。それが「第55回」としての結果だった。そもそも「きさらぎ賞」は中京ダートコースのものであった。途中、1200から1700に距離を延長し、芝への転換が図られた。第1回勝馬は特殊であることは当研も採用している定義で、この中京ダ1200で施行された創設戦を1着したのは牝馬スギヒメで、桜花賞馬である。しかし、同馬は、桜花賞前に同場同距離のOP特別を2着している。この時の1着馬シンツバメ皐月賞馬となった。共にヒンドスタンを血筋に持つ。ちなみに、スギヒメは、「第21回桜花賞(28頭立)」でルージュバックと同じ4枠(18番)に配置されていた。まぁ、こんな古事記は古事記、当たった時だけ付帯情報とすればよい。だから◎なんて人はいないはずだ。
 まぁ、(指定)歴の無い桜花賞馬や、全性G3から「桜花賞」へ直行したキャラなど様々に似た物探しで、これを◎にする根拠が示されるであろう。そもそも代替開催デビューだから、本番をタブー戦にするだけで辻褄が合うらしいから非常に安直に結論が出る。
 ちなみにG3ペガサスS1着から「桜花賞」に直行して3着したノーザンドライバー(1991京都代替)も1着したシャダ
イカグラ(1989)も8枠18番であった。(掘り下げるのも面倒になったので、切り上げw)
 個人的にはキャリア8年重賞2勝の泣きの大竹正博あたりに「桜花
賞」はまだ早いww
 (追記)「きさらぎ賞」の賞金の平板化や牡牝統制などを黙認すれば、「きさらぎ賞」を単勝1番人気で制した個性は直近からルージュバック(2015)、ワールドエース(2012)、リーチザクラウン(2009)、アグネスゴールド(2001)、スペシャルウィーク(1998)、ロイヤルタッチ(1996)。。などなどで意外に少ない事が解るし、勝てば「それなりに」未来が開けているようにも見える訳だ。



 クルミナルは、レッドオーヴァルの着ぐるみを着ていた。なんてショボイ話はしない。
412桜花賞の09番ゲート起用やTVCMのアパパネなど胡散臭い情報交錯を疑っただけの事。
どちらにしても、相変わらず人気馬潰しで思惑通りだったが、外れは外れの1つでしか無い。
今年の「チューリップ賞」には後検量が存在する。