アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)(3) | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 JRA競馬は同じことを繰り返す「ゲーム」として設計を施されている。したがって本来4日目を位置付けされている秋華賞や6日目を規定されている菊花賞が奇数日化するという事態は、それが翌(2008)年以降も常態化するというのでない限りゲームのルールを逸脱した例外的存在の1頭(それを私はタブー馬と呼ぶのだが)によって回収することを意味している。・・・というのが、小馬鹿にしていたネットでの番組表占い師に身を落としたタブー真理教の尊師とその周辺に集う洗脳された論者らの題目なのだが、法改正などが全く眼中に置かないこの展開の破綻は、そもそも2007年夏以降からJpn表記戦が稼動したとする錯誤から出た錆である。

 「後からの表記変更なんざJRAのハッタリだ!」...とでも反論するだろうか?
 つまり(父)ウオッカが勝った「日本ダービー」もJpn1だと主催者は明示している訳で、それが翌年の「安田記念」「秋天」を勝ってしまった現実は、どう取り繕っても理論破綻と相成るから、それ(2007年春季Jpn表記稼動)を認める訳に行かない。
 それを認めてしまうと、翌年の「安田記念」「秋天」をJpn表記戦の実績馬が勝ち続けなければならなくなると自白しているのだから必然だ。
 その主催者は、遡ってこれをJpn表記とすると明言している事を見落としていないだろうか?
 幸いJpnクラシックの幕を引いたブエナビスタという辻褄合わせには好都合な救世主が出現したのだがアトノマツリダゴッホ。
 まぁ、どちらにしての「奇数日化が常態化」しない時だけ成立したタブー教は翌2008年に「偶数開催」に戻されて心から安堵したことだろう。ってか、それを確認してから上記の文言を吐いたのだから自信満々だったかもしれない。
 その後、偶数日開催の「秋華賞」「菊花賞」は2011年までの4年間だけ続いたが、2012年再び奇数日化し、今年までの4年間を、それを継続する。
 さて、どちらが常態化なのだろうか?再来年の番組改編で再び偶数化すれば、何を言い出すかは想像の範疇だが。
 その4年間に、句読点とやらが打たれるべきゾロ目開催は残念ながら存在しないから何ら転換は起こっていない。さては2011年オルフェーヴルの「(代替)皐月賞」から稼動しているネット限定のWIN5併売を取り巻きへの粉飾に使っているのだろうか。「一過性」などという曖昧な誤魔化しは行えない立場だから、尚一層笑へる。
 タブー真理教に向けての「ストレステスト」が奇数日開催・再稼動になるのか否かは知る由も無いが、再稼動した「第73回菊花賞」で1着起用されたのがダービー馬ディープブリランテを競馬番組から早々に排斥した現6歳世代のゴールドシップである。