払戻金の最高限度額の改正につき | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 「WIN5」導入当初から、配当最高額を6億設定にする予定であったが、改正審議委員会での、意見を受けて従前の限度額を便宜的に採用したが、法的には、重勝式に限り「規約」によって、これを変更可能とする方策を採った予定通りの経過措置である。
 また、コメQにあった「限度額2000万」がWIN5に限り「2億」になってるという認定は錯誤であり、法は1票(10円)についての払戻額を明示しているので、現行の100円ロットでは現状合致である。

(払戻金の最高限度額)
第11条  法第9条第2項の農林水産省令で定める払戻金の最高限度額は、2千万円とする。

2012年6月の競馬法改正時
(払戻金の最高限度額)
第11条  法第9条第2項の農林水産省で定める払戻金の最高限度額は、6千万(2千万円以上6千万円未満の範囲内で,特定の種別の指定重勝式勝馬投票法につきこれと異なる額を競馬会の規約で定めたときは、その指定重勝式勝馬投票法については,その額)円とする。