ききょうステークス~最終結論~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

  残年ながら、単勝のみの配当で、牝馬限定新馬デビューの牝馬限定未勝利加算馬の
クールジョジョは△(2着想定馬)の同枠であったが、それを現物指定するには至らず。
 タブー爺さんのように軸枠から総流しなどという羞恥な事をする習慣は、ヘッジでも
まず無いから中てようがない。起用戦歴を同枠馬から拝借補填されて指名されるような
子供騙しな事案は中央競馬では起こらないから連対構造の想定錯誤でしかない。そこには
「枠の想定は完璧」だとかいう負け犬の遠吠えも聞こえない。

  阪神芝1400m戦については、先週の「仲秋S」の折に触れたが、当該番組はこれも先週の「カンナS」に続く「2歳オープン特別」にカテゴライズされた競馬番組で、勝馬の特性は、その後の競馬人生に雲泥の差がある点で、今でも古馬スプリント路線で「穴人気」になるダッシャーゴーゴーの名も勝馬には並ぶが、このキャラには「馬齢限定戦」での活躍は、ここを増量勝ちする為の「小倉2歳S2着歴」以外、一切所持しておらず、最初の重賞加算は「(京都代替)CBC賞」での3歳2着加算歴から稼動する。だが、これが、当該2歳オープンの機能を代表するものでは無いのは言うまでもない。こういう、大器晩成を演出されたキャラもいれば、ダンツフレームや、ヤマカツスズランコスモサンビームも存在するし、ネオヴァンクルのように馬名を聞いても「ピン!」と来ない下級条件キャラも、血統がいいだけで人気馬となって、人気が離散する上級戦では穴を開ける気難しいキャラの役作りに徹しているプリンセスジャックなどがいるのは、他の2歳オープンと同じように見えるが、その使い分けの条件がハッキリしている側の番組である。