私は小さい時、親の言うことを聞かないと
「あんたは、橋の下で拾った子やから、そんなんやねんわ。また橋の下に捨てにいくわ。」
と、よく言われた。
これは、おそらく親の代も言われてたのかな?
悲しいんだけど、
私も
「私の本当の家は、門がすっごい大きな家やねん。」
と、言ってて
逃避なのか、私の中では超リアルだった。
訳あって、里子に出されたのかもしれない。
みたいな感じで。笑
そして、本当のお母さんがいて、いつも私と逢いたいと思ってくれてて、その母への思慕の念をいつも抱いていた。
助けてほしい…
私は、4歳くらいで母に毒盛られるんじゃないかと
料理するとこを、ひっそり見張ってたりした。
これ、話すと引かれるんですけどね。
もう、理由なんてなくて
ただ、そう感じてた。
それで、今日半分夢で半分意識のある時に
はっきりと私の姿に向かって
幼心が言った。
「お母さん…」
逢いたかった想いにのせて。
そう、今の私こそが本当の母だったのです。
もう、時間ってなに?
記憶って?
先祖、親子、
個を超えた、自分なのかもしれない。
先日は、子供の時の悲しみはどこから来てるのかを感じたら、
母を亡くした今の悲しみからきてる。
で、私が幼い頃、母がなんであんなこと言うのか
やっぱり今の私をとおして、現れているように思う。
それで、私霊媒体質だと思ってたんだけど、
結局大いなる自分を分けて相手に観てただけ。
どうりで、いろんな存在のいろんな想いわかるなぁと思ったら、
『私』なんだもん。
壁なんてすごい優しいの、いろんなこと教えてくれる。
てことは、自分の中にある『壁』って実はいろんなことを気づくためにあったってこと。
止まるための壁じゃなくて
気づくための扉。
