今日はなぜか涙が流れる。


私はあなたを探してる。



自分の劣等感を引き合いにし、


まるで別世界で夢を見ていたのだと


一息に愛を冷まし、なんでもなかったのだと



平常を装う。



ヴェールを放ち、一糸纏わぬこの姿で  現れたのなら


抱きしめてくれのだろうか?





この世界は

愛と出逢いの連続だ






『次はあなたが愛を繋いでほしい』

 












*

まるであの日のような 金色の光の帯が朝の空を染めてゆく
突然胸に広がるあなたとの想い出
静かな夜明けまでふたりよく話したね

あなたは私の愛で 私のお昼で夜で 私のすべてだった
あの時間が私達に与えられたすべての時間だったなんて気づかなかったの
そして、どれほど簡単に貴重な瞬間を通り過ごさせてるか気づきもしなかった

まるであの日のよう 美しい夜明け
二度と同じ色はない わかってたならよかった
まるであの日のよう 美しい夜明け
二度と同じ瞬間はない 二度と見逃したくない

あなたの微笑み あなたの声 あなたが私に触れること
そのあたたかい腕が私を強く抱いてくれたことが どれだけ恋しいかなんて言い表せない
きっと もっとたくさん わけあえることはあったはずだよね
気づくのが遅すぎたの

あなたはいつでも私のそばにいてくれた それは永遠に続くものって思ってた
これほどふたりが遠く離れてしまえるなんて思いもしなかった
そして、どれほど簡単に貴重な瞬間を通り過ごさせてるか気づきもしなかった

まるであの日のよう 美しい夜明け
二度と同じ色はない わかってたならよかった
まるであの日のよう 美しい夜明け
二度と同じ瞬間はない 二度と見逃したくない

なんて美しいんだろう まるで世界が止まったかのよう 
どの瞬間も見逃したくない
なんて尊いんだろう まるで昨日のよう あなたと私は確かにここにいた
どの瞬間も失いたくない
それでも それでも 二度と同じ瞬間はない

貴重な瞬間を通り過ごさせるのがどれほど簡単か・・・

まるであの日のよう 美しい夜明け
二度と同じ色はない わかってたならよかった
まるであの日のよう 美しい夜明け
二度と同じ瞬間はない そして二度と見逃したくない