今日はなぜか

『勝どき』と浮かんでいる。

入ると期待していた収入源もまったく胡散臭い。

ちょっと前の直感通り。

だけど、なぜか安心してるのと妙に自分のパワーを感じている。

なんというか、私の中に根付く雑草パワー。



そして、EGO-WRAPPIN'の異邦人を聞いて3年前の東京を思い出した。


確か国立新美術館まで、ヘビーローテーションで何回も聞いて歩いたなって。

なんでやったけかなぁ…


あぁ、六本木ビンタだ。


記憶が甦る。




女の感が働いた。



なぜか、戻らずにはいられないと思い

あるジャズクラブに戻った。


もう幕ひきはとっくに終わっていたのに引きずっていた人が私にはいた。


そして、エレベーターがクラブのある階に着き、扉が開いた瞬間

なにかあるなと感じていた女性と彼がいる。



「忘れ物取りに…」嘘をついた。


「あっ、そうなの。」と彼が言った。


なぜか、スイッチ入った。


「でも、一緒に降りるわ。」

と、またエレベーターに私も入る。


あきらかに、顔を引きずらせる彼。


冷静な声で聞いた。「奥さん?」


一緒にいる彼女が
「いやっ、そんな…」と嬉しそうにした。

私は、その時その女性の二重あごを見て

へーっと思った。


彼は棒読みで
「友達だよ。」と答えた。


そして、地上に着いて


ビルの前の横断歩道まで微妙な距離で沈黙しながら歩くふたりの後ろ姿を見ていた。


お似合いかもしれない…と思った。


そして、奥さんを大切にしたいと言っていた彼の言葉が甦ってきた。


相変わらず沈黙して信号が青になるのを待っている。


気づいたら、私はふたりの方に歩いていた。


恐ろしいくらい、思考がなく勝手に動いていた。


そして、トントンと彼の肩を叩いた。


振り向いた瞬間。


パシンッと彼の頬をビンタしていた。


横にいた彼女が

「ひゃあっー!」と、声を出して私の顔を見ていた。

私はなにも言わずに、

彼の顔がまだ斜め横をむいているうちに

背中を向けて振り向かずに歩き始めた。


だから、その後の光景はまったく知らない。


悲しいやら怒ってるやらわからない状態で歩いていると

若いサラリーマンに声をかけられた。

「ちょっとお茶しません?」


「しま せんねー!!」

私のキレぎみな様子にひかれた。


そして、また歩いているとクラブの前で黒人さんに

「へい ベイビー遊びに中入れよ。楽しいから。」みたいなことを

英語で言われた。


「感情がバッドなんでねー!無理っ!!」

大きく手を広げて言った。


総じて八つ当たりである。笑




なぜ、彼がビンタをされないといけないのか、

そんな理不尽さは私に関係ない。

登山家の言葉を借りるなら

『そこに山があったから。』

である。




どんな、シーンにも可笑しさがあるものだ。

彼は、本当にジャズメンだった。

Jazzが本当に好きなった。



ジャ~ズッ。

ドラッグクイーンがしかめた顔で言ってるのを想像頂きたい。笑

そういうものだと、言いたい。


彼は多分女を裏切ることはあっても、Jazzを裏切ることはない。

音楽に対して、ものすごく丁寧で真摯な人。


今までもこれからも

私が私として何があっても幸せであればいい。


何が起きても、私の幸せに差し支えない。

そう、肚から決めればいい。




ひとつ気になるのが

『異邦人』を聴きながら歌うとき必ず

♪ちょっと振り向いてみただけの未亡人♪

と、歌ってしまう。笑い泣き爆笑


なぜでしょう。笑


学生のとき、なんかあれば友達とレゲエの歌のフレーズ

心配ない

問題ない

ザッツ オール ライトっ!

よく言ってたな。笑


それ!


去年出張で行ったときの横浜の夜景きれかったな。


TOKYO

私にとっては桃源郷だぜ、baby。笑