いやー。
文字通りのキャパオーバーですゎ。
あたしの心のキャパオーバーね。
少し長くなるけど、
気持ちを整理するため
ここに吐かせてください。
この社会人生活28年の中で、
今まで多様な職業を経験してきた中で、
沢山スランプに陥ったり、
挫折しそうになったり、
自分に悔しかったりで、
沢山沢山、
実は、数えきれないほど、
泣いてきました。
でも!
途中で投げ出すことなく、
途中で逃げ出すこともせず、
諦めることなく、
人の倍勉強して、
自分を信じてきながら、
必ず、絶対にモノにしてきた。
努力しただけ、誰よりも
クオリティ高い仕事が出来るように
なったし、それらの仕事を極める事で、
更なる自分の自信、財産、
武器となった。
色んな経験により、
考え方にも幅が出来て、
苦しかった分、
成長し続けてきたと思う。
だからこそ、
今回、
全くの新しい業界ではあったけれど、
なんかあったとしても、
今までみたいに、絶対にやれるし、
あたしは、
この世界のプロになるんだと
意を決して、ある程度の試練は
覚悟して挑んだのだ。
なのに。
なのに。
まだまだ始まったばかりなのに
なんでこんなに出来ないんだろう。
こんなポンコツだった?
悔しい。
あまりにも自分が悔しくなって
今日、ディレクターと打合せ
している最中、
我慢してたけど、
店内にも関わらず、泣いてしまった。
まぢ、なんてこった。
店内で泣いちゃうなんて。
情けない。
ディレクターも、察してくれてて、
るびさん。。我慢しなくていいよ。
奥いこっ。
って、ストックスペースへ
移動させてもらった。
ファッション業界、
ナメてたわけではないけれど、
華やかな世界の裏側では、
相当な努力が必要であり。
まず沢山覚えることがありすぎる。
実は、
当社のオリジナルブランドは、
一本だけではなく、
デザイン、テイスト、
方向性で多数細分化されている。
更に、国内ブランド、
インポートブランドも合わせると
50社以上にのぼる。
もっとあるかもしれない。
それらの取扱いブランドのマーク、
タグや、服そのものを見ただけで、
それが、何のブランドの商品か、
そのブランドの
コンセプトを理解すること、
そして、その商品は、
店内の何処のエリアに
置くべきなのか把握しておくことが、
仕事をするにあたっての大前提。
コーディネート対応で、
お客様へご提案する際に、
即座にスマートに
それらの商品を取りに行かないと
いけない事。
そして、お客様へのご提案の際、
スタッフとして、
迷いの姿をお客様へ見せてはいけない。
常に、お客様から見られているからこそ、
信頼される行動を取らないと
お客様も、心を開いてくれない。
だから、
実際、この前準備こそ、
イイ接客、イイ仕事が出来る
軸だと思っている。
コミュニケーション力、
コーディネート力だけでは、
成立しないんだ。
そういう、
お客様と直接関わる表舞台では
そういう前準備に備える
知識を広げていくという勉強に加え、
他は、
ストックの方での作業も
地味だけど、沢山覚えることがある。
商品の品だし、
入出庫確認、
あたしのお店は、九州一円に
30店舗以上あるなかで、
店同士の商品移動であったり、
本社からの商品移動であったり、
メーカーから直送などもあったり
する。
検品で使用するハンディと
本社、お店全体で管理しているiPadを
常に同期させて、連携し合うやり取りが
タイムリーすぎて
まだまだ着いていけない。
まぢあせることばかりだ。
レジ対応全般と、
お店のオープン準備、
お客様とのコミュニケーションだけは
過去の経験のお陰で
一人ですんなりと出来る。
でもただそれだけ。
あたしは、まだまだ戦力にはなれない
果てしない道のりを想定しちゃって
沢山のことを吸収し、
自分の中へ落とし込みが出来ないまま
抱え込みすぎちゃって
キャパオーバーしちゃった模様。。。
自信なくなって
ネガティブな気持ちではないのに、
自分が悔しくて我慢していたけど
涙がポロポロでてきてしまった。
その流れで
休憩を30分もらった。
ディレクターいわく、
みんな最初は泣いてきたらしい。
ディレクターだって数えきれないほど、
泣いてきたんだって。
誰もが通る道らしい。
るびさんは、
入社まもないのに、
研修終わった当日から
早速お店に出て、
楽しく接客出来てることが
そもそも凄いことなんです。
ここのお店のお客様は、
みなこだわりがあったり、
オシャレな方が多いので
新人は、お客様を怖がるので、
最初は我々の接客を近くで見て
学ぶことから始まり、
そして実践して
徐々に慣れていくんですよ。
昨日は、るびさんコーデを
セットで買って下さったお客様も
いたじゃないですか。
あれはね、ほんとに凄いことなんだよ。
もっと自分を誉めてあげてと、
ディレクターからなだめられたけど。
あれは、ディレクターからの
さりげないアシストが
あったお陰でたまたまやれたこと。
先々、
みんなのような賢く動ける
プロになれるんだろうか。
氷山の一角の
表面しかまだやれてないのに、
こんな泣いたりして
先々が思いやられる。。。
そうこうしてると、
東京の彼からLINE。
自信とは、自分自身を信じる事。
今はまだ、
スタートしたばっかりなのに、
悔しさで涙が出るのは、一生懸命取り組んでる証拠。
その涙が、またるびの自信を
大きくしていくから、大丈夫だからね。
って。
メイク直ししてたのに、
またトイレでこれ読んだら
泣けてきたけど、
上手に泣けたから、
メイクも崩れなかった(笑
で。
気持ちリセットさせて
いざ、後半戦に挑んだ。
ディレクターいわく、
『るびさん、
前半詰め込みすぎちゃったから、
これからの後半は自由に動いて!
もう、のびのびしてー❗』
って笑顔でいってくれた。
後半は、
基本接客はせず、
ひたすら掃除とブランド名と洋服を
一致させる作業に明け暮れようと
していたとき、
あたしの前に30代の細身のお客様が
現れた。
なぜに、あたしの前に。
『あなたが着ているニットが素敵で、
あたしも欲しいんですが。
あたしにも似合いますか?
そして、それ買えますか?』
って。。。。
え!
いきなりでまぢでビックリしたけど、
すぐにご案内。
ディレクターと、先輩に
『あたしが対応します!』と、
アイコンタクトとったあと、
ニットから始まり、
他にもインナー、
ニットに似合いそうな春物コート、
ボトムは、イージーデニム。
靴もブーツを履かれていたので、
春らしいヒールをご提案した。
ご試着されたあと、
コミュニケーション取りながら、
着心地や、サイズ感など確認し、
鏡の前でもっとサマになるよう、
わざと着くずしてみたり、
袖のロールアップなんかしたりして
見ていただいたところ、
デニム以外は
なんと全て購入していただくことに。。
えー嘘でしょう!!!
女神様が
さっきまで泣きっ面のあたしの前に
急に舞い降りてきた。。
レジのお客様テーブルの上には、
購入品の商品が山積みされ、
それを見たディレクターや、
先輩があたし以上にビックリして、
喜んでて、あたしに向かって
お客様に見えないところで
拍手なんかしている。
この方、ご新規のお客さんだったので、
めったに出さない顧客名簿にも
ご記入していただいた。
ご新規様なのに、
常連客同様の
シークレットセールにも
ご案内する対象となる。
初めてで8万も購入してくださった。
なんという幸運なハプニング。
お見送りをしたあと
改めて、ディレクターと先輩から
拍手をいただいたけれど、
あたしは、自分の腕だとは
まったく思ってない。
購入に至らなかったイージーデニムも、
試着されたお客様の鏡の前での
あたしのパフォーマンスが
足りなかったと反省している。
もっと裾をロールアップ
させて軽くみせておけば
売れたかもしれない。
全てのアイテムについて、
ちゃんと
うまく説明が出来た訳ではない。
あたしの説得とかそういうことではなく、
たまたまお客様の感性、ニーズと
商品そのものの魅力が重なったのを
あたしが担当しただけ。
でも、セットで売れたのだから
もっと素直に喜んでいいんだよって
ディレクターが
優しくいってくださった。
入社1週間で、
商品知識もないまま、
そもそも恐れることなく、
直接、お客様と接してることが
凄いことなんですよと。
るびさんは、
『あたしには、まだなんの武器もなく、
戦力にもなれず、
ひとつも人に勝てる要素がないんです。』と言ってますが、
まさにこれが
るびさんの武器なんですよ!
そして、今日の姿をみて、
るびさんが
本気でこの仕事に
かけているんだということ、
すごく伝わりました。
るびさんの気持ち、
あたしが全て受け止めます!
必ずるびさんを
一流のファッション販売員に
ならせてみせますからね。
二人でやったりましょう。
あたしたち二人なら
絶対にこの店をナンバーワンに
なれる自信しかありません!
ってこないだもだけど、
また仰っていただいた。
まぢ泣ける。
もう、これ以上泣かせないでください。
ディレクターは、
ほんとに、優しいけど、
厳しくもあり、ストイックでもある。
仕事の成功が、自分の幸せ。
プライベートの幸せ目標はなく、
彼女にとって、
仕事で目標達成することが、
自分の幸せの基準値なのだ。
あたし自身の生き方も
まさに似たところがある。
何が自分にとって幸せなのか、
彼女のお陰で
明確に見えてきたかもしれない。
彼女の愛のある厳しさで、
あたしを一人前の販売員に
させようとしてくれてくれる情熱が
伝わってくる。すごくわかる。
しゃっくりを、繰り返しながら
その気持ちはちゃんと
ディレクターへ伝えた。
本当に、
良い上司に恵まれて
あたしは幸せものです。
だからこそ、
ディレクターにも、
良い部下に恵まれていると
思って下さるよう、
意地でも食らいついていく。
まだまだポンコツ仕様なあたしだけど、
モノにするしかない。
成功させるしかない。
果てしないけど、
ヤル気があるだけ
自分を信じて勝負する。
こんなに、
苦しく難しくシビアな世界だとは
思ってなかった。
なめていたよ。
今日はお休みだけど、
ファッションの
勉強します。
道は険しく、
成功するか分からないけど、
石の上にも3年というからね、
諦めません。
彼から夜中にLINE。
るび。
偶然は必然と背中合わせ。
るびには、人が集まるオーラがある。
今日のお客様は、るびに会うために
来店されたお客様。
自力だけではどうにもならない事は、
るびの場合、他力の効果で
結果が出るんだよ。
いい?
卑屈になったり、
自分の非力を嘆いてる時期ではなく、
今はひとつひとつが、
まだ真新しいものだから、
新鮮味を持って見つめてみてごらん。
大丈夫だからねv
まだまだこれから(^.^)b
少しずつでいいんだからね☆
あー。
しみる。
あたしが
東京の仕事を捨ててでも
ここに掛けて
長崎に帰ってきたんだもの。
簡単には次に進めません。
だったら、東京に残っていたはず。
大好きな彼のそばにいてたはず。
生半可な気持ちではない。
だから、道はいばらでも、
しがみついていく。
負けない。
RUBY★