日に日に

彼への思いは大きく膨らんでいくよ。

より、確固たる想いが出来上がってきた。






あたしにとって、

彼は、唯一無二の特別な存在となりました。






自分のなかで、

出逢った当初から

色々ルールを作って、

こじつけて考えたり、

自分の気持ちを伏せたり、

素直に自分の本当の気持ちに 

向き合ってないときもあったけど。






なんやかんやいっても、

やっぱり、好きなものは好きで。

今年の始め辺りから

ずっと好きだったのかもしれない。




彼とも話したけど、

お互いが好きになり始めたタイミングも
同じだったねと。



あたしのこと、
最初から気になっていたけど、
迷っていたよね?
最初、気持ちを抑えていたでしょ?

それでいて、
あたしが離れていくことも嫌で、
その時のあたしたちの距離感を
必死に保とうとしてたでしょ?



っていうと、


よくわかってるね、俺のこと。
るびはなんでもお見通しだね。

俺は、るびが想ってる以上に
俺の方が愛してるよ。


って彼はふぁ~とした表情で
優しく微笑む。




あたし、

ここまで想われるような恋愛
したことなかった。

いつも追いかける恋愛ばかりで
苦しい思いばかりだったから。

そのまんまのあたしを丸ごと
彼が包んでくれるこの居心地のよさ。

もう離れられなくなったよ。

すごく好き。

頭のなかでは、
好きになってはダメだとか拒否しようと
しても、心はもう抑えられなかった。

彼の過去まであたしは、
もう、一緒に背負ってるのかもしれないね。

あたしの人生とは真逆のダークな部分が
過去にあるひと。  

ここには、絶対に書けないけど。

それでもあたしは
愛してしまった。

もう気持ちを後戻りすることは
できないんだ。

それでも好きになってしまったよ。

もう。

彼なしで生きていくなんて 

考えられなくなっちゃった。



仕事のことも相談できるし、
あたしの勤めている会社のビルの
管理をやっている人だから
このビルの4000人と、常に
絡んでいるし、
人間関係が確立しているし、
すべてにおいて、彼は色んな人たちから
信頼をおかれている。

彼のこと、みな
一線ひいて、慕っている。


そういう彼は、普段は
とても面白くて、いつも人を笑わかしてて、
いつも彼の回りには人が囲っている。

彼を頼って相談に来る若い子達も沢山いる。


みんなが彼を頼りにしているし、
彼を避ける人が
誰一人いないのも凄いなぁーって思う。



お喋りだし、
ウケを狙ってるし、
そういうキャラクターは、
あたしとほぼ一緒(笑



仕事を通じて、
信頼されている彼をずっと
5年前から見続けてきた。



そういう人とまさか
こういう関係になるなんて。


あたしのことも、
こんなあたしだけど、
彼なりに尊敬してくれ、
一人の人間として、ちゃんと
接してくれるよ。

上から目線ではなく、
いつもあたしの立場から物を考えて
フォロー、アドバイスしてくれる。

一番の相談相手でもあるなぁー。

心から大好き。大事。安心。安定。

めちゃくちゃ大好き。






今朝、

駅のホームのいつもの場所で、

彼と会う前に、

電車に揺られながら、

普段はあまり電車から

都内の景色なんて見てる余裕ないんだけど

そのときは何となく見てて、

慣れないその景色を見ていると

ふとね。おちてきたの、心に。







『彼と一緒にいれるなら

もう、どこへでも行けそうだな。』



と…。


この見慣れない景色の中で彼と出会い、
今、生きているのなら、
どこの街でも生きていけるのではと。




初めてそう思ったんだよね。









こないだ、

彼から、

『るびさえ、俺の傍にいてくれれば、

この東京を離れようが、

生きていける。どこへでもいける。

なんだってやれる!

どう?』







と、言われたとき、

ちょ、ちょっとーー!

もっと現実的になろうよー。

あたしは、やだよ。

この街でしっかり

足場を固めるつもりなんだから。

他の街に移り住む事は、

まだ今の時点では、現実的ではないからね。






って、言っていたのにな。






あたしにとって、

彼は親愛なるパートナー。

あとにも先にも

こんな気持ちになったことは

記憶にないな。






ほんとのことをいうとね。

あのね。

今まで自分が女だなんて

意識したことなんて、ほぼなかったんだ。




だいたい、ここのところ

甘い気持ちからずっと遠ざかった生活を

送ってきていたわけですが、





いつも

盛り上げ役。

お母さん役。

そして聞き役だった。





でもね。

彼と出逢って、改めて自分が女だったことに

気がつかせてくれた。




誰かの事で

恋い焦がれる日がまた来るなんて

予想もしてなかった。





そして。

女である喜びに気がついた。

自分の中に、こんな女っぽいところが

沢山あったなんて、ほんと知らなかった。

別に演じているわけでもなく、

芯から甘くとろけていくの。

自分でもわからない。

コントロールが効かない。

でも

これが正直な気持ちだからしょうがない。

素直にそういう部分を彼だけには

解放できる。



あたしは、女だったのねって。

それに、彼が気がつかせてくれた。






女であることに

とことん酔わせてくれる男性。





人生、

ここまで恋に堕ちることがあったなんて。

もう諦めかけていたけれど、

そういう男性と出逢えることが

女の喜びなのかもしれない。

このあたしにもそれが出来た。





ときに甘えてみたり、

ときに母性をだしてみたり、

ときにとろけてみたり、

ときにはしゃいでみたり、

ときにしっかりしてみたり、

ときにわがままいってみたり、

ときに無邪気になってみたり、

ときに感激して泣き出してみたり、






あたしといると、

いつも変化球で色んなあたしが
出てくるから毎日が面白くて、
新鮮で、どんどん引き込まれていくって。



るびは、魔性な女だよね。

るびみたいな女性は
今まで出逢ったことないね。
ここまでハマったこと、
記憶にないよ。


 って。



それは、ただ彼だけには心を解放できる証
なんだと思う。

心を許せるから、感情を出せるんだよ。

ただ、それだけのことなんだよ。


大袈裟だよね。



ひ。


そんなこと、過去に
1度も言われたことねーぜー。



なんだよそれー。





彼は、

沢山の恋愛経験をしてきた中でも、

こんな心に入ってくる女性はいなかったと

いってくれている。

最後の最後にあたしに出逢えたことを

神様に感謝しているんだって。




ずっと傍にいてね。
と、毎日言われ続けて、
なんとなく
自信がまだなくて
話をそらすこともあったけど、





昨日、朝



なんとなく、

彼に言っちゃった。

二人でなら、どこへでも行けるよ。あたし。





って。




そしたら、






今まで見たこともないような

ふぁ~って感動したような顔して、





『お前、かわったなぁー。』




普段、あたしのこと
お前だなんていわないのに、
ほんとに、嬉しかったみたいで
しみじみいうから、うけた。






そして、

昨日の夜。


バイト中に、
彼からLINEが届いた。




るび。
ほんとは、今日も一緒に帰りたかったけど、
今日は過酷で
本当に身体が重いから先に帰るね。
ごめんね。


今日1日、
るびが、俺とだったら、
どこへでも行けるって
言ってくれたその言葉が頭から離れないよ。
心から嬉しかった。


これからも
色んな話をしていこうね。
たわいもない話でもいいから、
いつもこうやって顔を見合わせながら
傍に居れることが大事だと思う。


今の俺は、るびの存在で安定して、
るびの存在で生かされている気がする。 

るびと出逢ってから
仕事も好転し始めた、
二人で生きていくために、
道が見えてきた。

何もかもが不要で
るびだけが傍にいてくれるだけで、
俺は力がみなぎってくる。

早く、その場所へ辿り着きたい。
共有できる空間と時間が欲しい。

やるせなさ…。
せつなさ…。
息が詰まるような…。

愛しているの言葉だけでは足りないし、
いつものキスでも全然足りない…。

要はるびが全てである事を
何度も確信しているよ。

いつも愛してる。



って。





あのね。

あたしは、形にはこだわらない。

もう、結婚はいいかなって。

ずっとその思いは変わらないけれど、



ただ、
この先も、
ずっと彼の傍にいれさえすれば。



彼の傍にいると、
いつも日だまりの中で笑っていられる。
安定していられる。





実は。


ちょっと白状しちゃうとね。




彼は、今、
同棲している女性と最終的な
別れのステージを向かえているんだ。



その話を持ち出したのは、彼の方からで
昨年あたりから話し合いをしてるらしい。



色々事情があり、
あちらさんの事情で
すぐには出ていけないらしく、
あと2年は、同棲生活を続けなければならない
状況だったみたい。


ま、
そうだったんだけど、
今年のあたしとの出逢いによって、
1年繰り上げて、
彼なりに来年には、きちんと
ケジメをつけようとしているみたい。



そのために、今、
ずっと彼女と
話し合いをしているみたい。




話を聞くと、
難航しているようにも見受けられる。
色々事情があるみたいだけど。




そこあたりは、もうね、
彼にすべてお任せしてるんだ。

あまり、よく聴いてない。



彼女がいる人とよく付き合えるね、
とか

どんなに愛し合っても、
彼はその人が待ってる家へ
帰っていくんだよ、

るびそれで平気なの?
あたしは無理だわ。



とか、


女だちに言われるけど、


そんなことは、
あたしにとっては
特別な問題ではない。



なんでだろうね。



あたしは、いつも彼に、

形にはこだわらない。

って言ってる。



あたしは彼の気持ちを信じているから。

誰がなんと言おうと、
あたしと彼の間には、安定しているなにかが
ある。

他人からなんと言われようと、
気持ちが安定している。


だから、同棲してようが、
あたしには、それほど大きな問題ではない。


あと、

彼女と別れたところで、
あたしが彼と結婚するのかというと、
それは別の問題であり。

シェアハウスは、
ずっと維持していきたいし。




でも、

彼は決まって



るびがこだわらなくても、
俺がこだわるよ。



って。


こんな、中途半端な位置からではなく、
ちゃんとケジメをつけ、
もっとるびを一番近くで
守ってあげたいと。

もっとゆっくり癒してあげたい。

だから、その日が来るまで
俺の前から消えないで。




って、言ってくれる。



消えはしないよ。


これからも、二人でいれる時間を
大事にしながら、
仕事も頑張っているところです。


彼に支えてもらっている分、
前みたいにガツガツ仕事を詰め込むことも
なくなった。

穏やかな生活にシフトチェンジしていってるとこ。


さっきまで一緒だったのに

もう
逢いたくてしかたない。。



どーしたものか(笑


さて、今夜もバイト。

がんばろっと。



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