あたしの住所は、
事情を知っている
ある方のご協力により、
数回引越したことに
なっているので、

元旦那は、あたしの
本当の現在の住所までを
調べようとしても
反映されるのは
前の前の住所である。

本当の現住所まで
辿って来られることは、ない。

ほっとしている。心から。




しかし、
今だに悪夢にうなされる夜がたまにある。

汗びっしょりで、目覚める。

夢であったことにほっとしながら
また眠りにつく。

同居していたころの、
恐怖の日々がフラッシュバックするのだ。



もう、どこに住もうがあちらには
一切関係のないことだろうけど。

あたし自身が、ただただいやなの。

出来るだけ
同じ過去は抹消したい。



同じ過去といっても、
たまたま満員電車の同じ車両に
乗り合わせたくらいの
縁だったのだ。




その人は、
あたしの心の中心に情熱の爪痕を
残していくこともなく、
そして、このまま時間とともに
この5年間の事は、
自分の中で、なかった事にしていく。



自分だけの新しい地点からは、
一切、もう関係性を絶ちたい。


ほんと
ただそれだけ(笑



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