放射能の影響がどうしても気になり、不安がただただ膨張していくので、
もう、先生に聞いてみるしかない!しかし、あのクリニックの超多忙な
目まぐるしさのなかで、先生にこちらから話をするのは大変な勇気が必要なので、
夫に同行してもらい、こちらは二人体制で先生に不安をぶつけてみる事にした。
ちゃんと聞き出そう、それまでは粘ろう、と事前の打ち合わせをして。。

質問)
原発がこういう状況で、放射能が心配だが、現在の治療において、
影響というのは気にしないでも大丈夫か?
治療のペースを落とす必要はないか?

回答)
全く問題ない。他の病気でレントゲン何度も撮って、ちゃんと妊娠している人は
たくさんいる。日常的にも放射能を浴びているし、今くらいの水準ならば、
水の摂取についても全く気にする必要はない。ペースについても、
今のまま進めて行っても問題ない。

はっきり、こう言った回答が返って来ました。
全然、気にかけるほどじゃないよ!半ば呆れムードで、
あなたたちの診察終わったんだから、早く次の患者に移りたいというお気持ちだったのだろう。
先生はいつもの忙しさに戻って次の方のカルテに手を伸ばした。
ぶっきらぼうだったが、私たちは心底安心する事ができた。

夫よ、率先して先生に問いかけてくれて、ありがとう。
頼もしいぞよ。困った時はやはりチームプレーに限る。


3月26日 D8 (¥31,783) 採血 内診 問診
・ホルモン値 E2:74 LH:12.1 P4:0.5 FSH:9.2
・AMH 16.0 pM/L
・内診の結果、卵胞が10個ほど育っていた。フェマーラの効果が
よく出ているよう。卵胞刺激効果をさらに高めるため、ゴナールエフという
ホルモン剤を処方さる。自己注射は始めてだったので、やりかたを
看護師さんに教えてもらった。

AMHは残念ながら、前回より値がわるかった。。。ガクリ。



3月24日付の日本産科婦人科学会の見解によると、
現状程度の放射性物質の濃度なら、
連日摂取しても母親、胎児、赤ちゃんに影響はないと
推定されるとのことです(^-^)/。

昨日はだいぶ凹んだけれど、
明るい材料で本当にほっとした。
まだまだ気を緩めるわけにはいけないんだけど、
慌てふためく必要はとりあえずはなさそうです。

日本産科婦人科学会のホームページ
http://www.jsog.or.jp/
見解の詳細のPDF
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/announce_20110324.pdf

(ごめんなさい、やり方がわからず、リンクと飛ばないので、
コピペでお願いします。恥。。)
いつ収まるやら分からない
原発からの放射能漏れ。

遂に、水がやられちゃったね。


不妊治療やってる人には
影響ないのかな?卵子とか、精子とか。染色体とか。


直感的には、やばそうな、良くないよう気がするんです。

直感的に。



子どもがほしいと思うのは、
私の勝手だけど、
こんな放射線ばらまかれた中で、
治療進めちゃっていいもんだろうか。。


こんな環境下で
産まれてくる人の人生に、
私は責任持てるのだろうか。
いや、持てないよーな気がする。

自信が持てない。気がしている。


いーんだろうか。。


いいのか?自分。


これから放射能、数ヶ月続いちゃったら?

ますますもって、
水や野菜や魚や肉や、あらゆる口にするものに、
神経尖らせなきゃいけないのか?


今日、水の汚染のニュースを聞いて、愕然とした。

大前提が狂ったから。


今もボーゼンとしていて、
なかなか気持ち的に前に向けない。


良くないなぁ~。


少し時間が必要かも。


自分。

嫌だったが、治療を始めてまもなく
私は夫を引き連れて、
治療していることを、義母に告白した。

家業を家族でやっている事情もあり、
迷惑かけるのは明らかだったし、いちいち別の理由を考えるのもうっとおしいので。。


一瞬、嫌悪感まるだしの表情。見事に、うわ~何それ?的な。

見ようによっては、なんか汚いものを見るような、
そんな印象だった。


治療自体をよくしらない人の典型的な反応だと思う。
不妊治療の認知度の低さの現れだし、第一、

今の六十代以上の人に、こんな治療の
詳細を理解させるのはほとんど無理だとも思う。

概念的にも。。

仕方のないことだ。私もよくしらなかったクチだ。


そんな反応をみて最初は、多少傷付いたし、
言わなきゃよかったかなと。。


でも、最近思う。


言われた方も、その後
結構きついだろうなと。


腫れ物に触るみたいになる。


なぐさめることも
聞いてやることも難しい、
周囲がどうにもしようのない
あまりにセンシティブな
問題だから。。です。


私は結果的にとても楽に
治療していますが、
聞かされた方はもしかしたら
すごい疲れる話かもしれません。
不妊の原因は、33%が女性に起因し、33%が男性に起因し、
残りの33%が男女両方に起因する、と言われているわけだから、
不妊治療専門病院に男性がいることは、
至極当然のことなのに、以前いた上野広小路にある病院にはほとんど
男性の姿がみられなかった。

一年半通って、何回男性をみただろうか。片手で足りるほどだったように思う。

治療のステージや内容によって、男性側が通院に及ばないレベルの患者さんなのかもしれないけど、
とにかく、それにしてもああ、不妊治療とはこんなに女性に負荷のかかるものなのかと
痛感したのをよく覚えている。

新橋夢クリニックには、体外受精専門ということもあって、
いつも何人か患者さんの男性がいるのだが、
その事、その光景が、私をとても安心させてくれる。
なんというか、女性に負担がかかるばかりの雰囲気ではなく、
それぞれのカップルが手を携えて、
治療に取り組んでいる姿には、体外受精というチャレンジングな
目標という特殊性・困難性ということもあって、知らずしらずに励まされる。

皆表情は穏やかで、粛々と治療に向かう。
きっと、治療の件で喧嘩したり、仕事との調整のストレスがあったり、
それぞれに苦労されている事と思う。それぞれに壮絶なドラマがあるかもしれない。

全てのカップルにコウノトリが舞い降りたらいいのに。本当に。。