デヴィ夫人より 若い母
身内自慢で 恥ずかしいが
昔は 竹久夢二にでてくる ような 女性
今も もちろん 女性だった
妹は 母の事を 息子のおばーちゃんだから
ばーちゃんと 呼んでいる
私は 母はずーっと お母さんと 呼びたい
ちなみに 幸子と書いて ゆきこさん
父は よく 母の事を ゆっこ 親戚一同もゆっこさん ゆっこ
と呼んでいる
まだ 認知症といえど わたしは 母に あんた どなたさんけ?
といわれても ばーちゃんといわず お母さんと呼ぶ
妹に母の面倒をみてもらっているが 彼女の大変さは
わかる
しかも 彼女は 介護福祉士 プロフェショナル
しかし 私の目で見るとき 妹は
母の事を職場のディ サービス の 利用者さんみたいな
問いかけ方
私は専門知識もないし 仕事も 不安定 健康でもない
自己嫌悪 母が今日から 二泊家にとまりにくる
温泉とか 美味しいものとか 特別なことは
できないけど
昔話で 花を咲かす けっこう けっこう
コケコッコー 私が いまより
すごく若くて 世のなか 私中心にまわっていると
勘違いしていた時 人生ベスト10に入る
挫折を味わった
その時の 母の 言葉は
ケセラセラ