これは2014年の記事。1994年JWP女子プロレスのオーディションに合格し
プロテストに受かり、北海道巡業に連れていってもらえる事になった。
確か天野倉垣久住宮崎だったかな。
福島県→秋田県→など北上しながら行ったと思う。
福島県出身の矢樹選手は前回の大会で肋軟骨を骨折、福島大会では欠場の挨拶をしていた。泣いていたと思う。
秋田県出身の福岡晶選手は秋田大会で元気に試合をしていた。
どこの会場だったか、能智さんはタッグマッチで試合中記憶をなくしエプロンに帰ってきて泣いていた。
それを見て"試合ってこわいな、私こういうのできんのかな?"と思った。
また、どこだったか、室内競馬場での試合の日の練習時
「今日はスパーリングをする。」と言われた。
ついに来たか。でも、やった事ないし(当たり前)どうやってやればいいのだろう?
困っていると、関西さんが「お前達が練習してきた事をそのままやればいいんだ」と言ってくれた。
私は倉垣と対戦した。
とてもぎこちなく、倉垣は私の頭で鼻にヒビが入ったみたい。私も倉垣の攻撃で足首がグキッとなった。
あとで皆で話して笑った。けど、どうしたら良くなるのかな?とそれぞれが研究した。
~本編終わり
そ、スパーリングの始めは未だに覚えてる。
やった事もないのに‐急に"やれっ"って!?
確か宮城県の会場だったかな~?岩手県?
単品の技や組み方は習ってはいたから、先輩方の試合みたいのを見よう見まねで
やったと思う。すごくぎこちなかった記憶あり。最初は3分間だったかな?
倉垣に首投げされて胴締め入られたから後ろに倒れて「フォール!」って
いく時に自分の後頭部が倉垣の鼻を直撃!!"グチャッ"ってなった
感覚あったな。あと倉垣にトーホールド入られて勢いあまったのか
「ギブアップ!」ってやられた時に足首"バキッ"ってなったの。
スパーリング出来る様になってからの練習内容は今までの基礎練習よりも
スパーリング中心にシフトしていった。プロレスやるんだから当たり前か。
これは10月位だったかな?雪が降る前の北海道だったよな。
北海道巡業の時は津軽海峡を船で渡るの。
大体が青森~函館間だったと思うけど大洗~ってのもあったな。
旅の工程組んでたの誰だろう。メッチャ楽しそう!!
とにかくこの船旅が刺激的で楽しかったな~。
いつの北海道巡業だか忘れたけど夜に皆で甲板に出たら
月が超きれいでね。すごい景観だった。そこで関西さんがナゼか
「お前達が今思ってる事を月に向かって大声で叫べ!」って
一人ずつ言った事があったな。何叫んだか忘れたけど。
青年の主張(^^;