入院生活 15
平成18年9月の話
9月20日
心臓カテーテルが無事に終わった
主治医の話では、心臓の動きはやはり弱く、心臓に送る血液の量は2・5ℓで動きは一般の3割程度との事・・。
しかし、内科治療で心不全はコントロールされており、日常の生活(水分制限・運動制限はあるが)には支障は無いらしい。。
抗生物質が3日間出されており、またもや薬に苦戦中・・・。
9月21日
この日で、入院2ヶ月目。
薬が増えた事で、全ての薬を飲み終えたのは、夜の10時でした
9月22日
心筋生検の結果、やはり『拡張型心筋症』と断定。
わずかな望みの一過性の心筋炎では無かった・・・。
その晩、俺は死ぬほど泣いた。
子供の頃を思い出した・・・
怖い夢を見た時に、おもいっきり泣くと、夢から醒めた。
夢であってくれ!
泣いて泣いて泣きまくった・・・・・。
泣きながら思った・・。
『夢醒めへんやんけ・・』
そう、何回泣いてもしょうがないと。
受け入れて行かんと。
よし!受けて立とうやないか!!
そう!
反撃開始じゃー!!
そんな、ある日の出来事。。。。
学校で運動会が。
○太はまだ入院中。
嫁はんが学校に運動会を覗きに行った時。
『○太のお母さん~!!』
○太のクラスの子供達が嫁はんを見つけて、駆け寄ってきて一言
『俺らのクラス、リレー競争アカンかったわ○太が走ってくれたら絶対に一等になれたのに~』
○太は走るの得意中の得意やったから
嫁はん、涙こらえるのに必死で足早に学校を出たらしい
また、絶対走れる日が来るよ~