UTyUからの帰還
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精神科の待合室って

ご存知ですか?
 精神患者さんたち(自身含めて)ってのは、重症な方から

・分けわからん奇声を発している人(5%)
・座っていられず横になって休んでいる人(15%)
・身体のコリがひどく首肩を回したり揉んだりしてうつむいている人(30%)
・周りの人をじっと観察している人(今の私)(50%)
です、だいたい。

 私の場合は2番目から3番目に回復してきて、今は周りの人を観察し、色々と「UTU病」に関して考察できるようにまでに戻ってきました。
 一方でうつ病の本では、「朝早く起きて周囲の人や物に感謝、お祈りし自身を見直し、散歩に出かけなさい」と書いてあったりします。
 こんな患者さんたちを観て、よくそんなことが言えるもんです。それができるくらいなら病院なんて通っていない。自発的に直せる健常者向けの言葉です。できないから「UTU病」なんです。
普通の簡単な生活ができなくなっているから「UTU病」なんです。風邪引いて熱でてしんどい人に「外に出て走って汗かいてこい」と言っているのと同じこと。

 精神医学者さんにお願いです。もっと患者をよく診て、最適切な助言をください。
 そして、患者自身にお願いです。

 いくら回りの人が「簡単なことだからやりなさい」と言われてもできなければやらなくていい。無理して頑張ることない。まずは薬に頼ることです。他の病気と同じように。

 自分に効く薬がみつかれば自然と色んなことが以前のようにできるようになります。私が身をもって経験した見本です。
 そういう状態にまで回復してきたら「本にかいてあること医者の指図すること」を実践してみたらいいのです。

 このブログの題「UTyUからの帰還」はそういう意味をこめてできた造語です。

医者も人間。ずぶとくないと。。。

 今日大学病院精神科に行ってきました。
 月一通ってます、傷病手当申請の書類書いてもらうために。

 アモキサンが今までの抗うつ薬と全然違うことを訴えました。でも先生の反応は、今までの治療方針のミスを臆すること無く、「それじゃ数種類併用している薬をアモキサンに集約していきましょう。種類はシンプルの方がいいから。」そんだけ、、、神経図太くないとやってられませんね、人間を。医者を。
 自分が逆の立場だったら、数年に昇る治療ミスを誤り、精神医として貴重な体験をさせてもらったことを感謝し、今後改めます、的なことを訴えると思います。こんな神経だからUTUになったんでしょうけど。

 他にも、「新ストレス病」と言って、
・頚性斜頚(けいせいしゃけい):首肩の筋肉が硬く収縮すること
・突発性難聴:耳鳴りも伴う
・眼瞼けいれん:眼の上や下がピクピク
・咽喉頭異常感症:のどに異物感
という最近発表された病気の症状がぴったりあてはまること、アモキサンが効き始めと同期して「体重不変にも関わらず、体脂肪率が3分の2に減少したこと」など、難治性うつ病の研究に有効な貴重な情報を公開しててみましたが、暖簾に腕押し、でした。これでは医学の進歩はないぞ。

 人間、何でも適当にやらなきゃダメですぞ。特に私と同じUTUのあなた!

薬って効くもんですよ

 私はやっと3年越しで自分のUTUに効く薬が見つかりました。

 「2,3の例外(注)」を除いて薬ってそんなにみんながみんな効くものとは思ってはいませんでした。今回のUTUの場合もあやうく先生に言いくるめられて「徳治精神的な薬ってそんなに効くもんじゃあない」と洗脳されてしまいそうでした。

 何度だって言いますよ~。UTUはまず薬をみつけること!だってこと。

 皆さんの場合はどうだったのでしょうか?UTUの方薬に関するエピ教えてくださいね。

 (注)「2,3の例外」について
・喘息の吸入の薬:苦しい時シュッとやるとてき面に効きます、怖いくらいに。効きすぎるから「乱用すると死ぬぞ」とかいてあります。
・市販の鼻炎薬:鼻水タラタラだったのがカピカピになるくらいに効きます。
・風邪でしんどい時にしてもらう点滴:99%はブドウ糖と塩水のようですが、不思議と楽になりますよね?この点、医療関係者のかた、わかりやすく教えていただけたら幸いです。
 あと効くって言ったらバファリンくらいでしょうか?他の薬はドリンク剤と同じようなもんで「効いたぁ~」と実感したことはないです。
 だからこそ今回の、たまたま偶然試した三環系が「効いたぁ~」の仲間入りしてくれて、すっごくうれしかったのです。

間違いだらけのうつ治療法

早起きしなさい、散歩しなさい、日記つけなさい、等など。

生命のリズムに従って起き、身体を動かし筋肉をつけ、
脂肪を減らしやせて、自分自身を見直し、精神力をつけよ、等など。

すべてやりたくても「なぜか」できない状態がうつなのです。
自分の好きだったことすら1日坊主で終わるのに、
これらのことを継続してやるなんて到底無理!

やれるのなら治ってます。

ってことが、自分に効く薬が見つかってやっと気づいたのです。

こんな簡単なこと、すっごく偉~い精神医学者さんたちがわかってない。
私は治りかけてきたからこうして真実が書けるのです。

SSRIでもなくSNRIでもなく

三環系だったんです、自分に合うのは。

 今までパキシル(SSRI)やトレドミン(SNRI)の薬を試してきました。どれもパッとせず、
「あなたの身体の症状はこれ以上よくはなりません。この現状を受け止めて、社会生活にどうソフトランディングしていくかを考えましょう」
 わたしはどうしても納得できず、
「それでも未だ試していない薬を飲んでみたい。全部試してそれでもダメなら諦めます。」
 そこでしかたなしに紹介されたのがアモキサンという三環系に属するもの。新世代のSSRIやSNRIではなく、そうとう古い世代の薬のようです。
でもそれが合っていたんです。今までの薬は飲んでも飲まなくても効果なかったんですが、今回だけは薬効き目ってのを久しぶりに感じることができました。思い出したって感じ。

 これからゆっくり皆さんに訴えていこうと思います。うつ病は自分の薬を見つけることが最優先で、本に書かれていることはその次!ってことを。

先生、あなたの診断間違ってます!

やっぱり私に合う薬、あるじゃないですか!

 ある「うつ病」患者が心の中で思いました。
今まで色々試してきてどれも効かないとなれば「あとはあなたのがんばりしだい」
と言われてきました。3年越しの休職です。

 これから「うつ病」体験記を「UTyUからの帰還」と題して書き綴っていこうと思います。よろしくお願いします。