5月11日(土) 初診


ドキドキドキドキしながら向かった歯医者さんでしたが、結果は


「よく頑張ったね!!」


と、娘を心から褒められる治療が受けられましたキラキラ


嬉しかった、本当に・・・嬉しかったです(涙涙)


行ってきたのは「チャイルズデンタル」という

娘の様な、歯科治療が怖くて受けられない子を専門に見て下さる

小児専門の歯医者さん。


文京区にあり、自宅からは電車で1時間半程。

でも、わざわざ行く価値のある、素晴らしいお医者さまでしたキラキラ


何が良かったかというと、先生が娘と真剣勝負。

会話をしながら、治療の際の約束事等を取り交わし、

最初は返事すらも、うねうねして出来なかった娘を、どんどんペースに巻き込んでいくんです。


娘からやりたい、やってみたい、という気持ちに持っていくのが本当にマジックの様でした。

相手を子ども扱いせず、一人の人間として尊重し、


「先生は押さえつけたり、縛ったりは絶対にしません。

約束は絶対に約束は守る。」


と娘に宣言。


「でも、虫歯をやっつけるのには嫌な治療もしないといけない。

あなたは虫歯菌と仲良くしたいですか?」


「したくない・・・。」と娘。


「虫歯菌をどうしたい?」と先生


「やっつけたい・・・。」と娘。


パーフェクト!!そうだよね、やっつけたいよね。(娘とハイタッチ)

治療は、あなたも嫌かもしれないけど、虫歯菌にとってはもっと嫌な事なんです。

虫歯菌をやっつけるのは、先生じゃない。あなたです。

先生は、あなたが治療で頑張って追い出した虫歯菌を外につまみ出すのを手伝います。」


治療の主体を先生から本人に移行


「虫歯菌をやっつける治療は嫌な治療もあります。

でも、嫌な事は先生と話し合って解決していきましょう!!」


嫌な事があった時のお約束もしっかりしてくれました。


先生は無理やり治療は絶対にしません、約束です。

でも、顔をイヤイヤしたらとっても危ないんです。

だから治療していて、少しでも痛いとか嫌な事があったら

左手を上げて教えてください。

そしたら、無理に治療は続けません。

あなたも先生に約束してください。絶対に顔を動かさない!!

いいですか?」


褒めるのがとても上手で、娘の様子をしっかり見ながら

これから行う歯科治療を丁寧に説明。


器具の説明がまた素晴らしかった!

なぜその器具が必要なのかを口で説明する前に、必要性を体験させるんです。


例えば、口の中の水を吸う器具。(娘の苦手なものの一つ)


1) 歯磨きのドリルを触って見せて、ただの歯磨きであることをわからせると、まず1本の歯を磨く。

2) 1本だけ綺麗になった歯を本人に見せて、「もっと綺麗な歯を増やしたいよね」

   と、やってほしい気持ちを引き出す。

3) 少しづつ磨いては、起き上がってうがいをしてを繰り返す。

4) 「毎回、磨いて、起き上がって、ブクブクするの、大変だよね」と先生、「うん」と娘。

   「このドリル、水も出るんだよ。で、お水が出るとどうなる?

    お口の中、お水いっぱいになっちゃうでしょ?それで、この道具でお水を吸っちゃうんだよ。

    この道具があれは、いちいち起き上がらなくても、寝たままで磨いて洗ってブクブクぺーが

    一度に出来るんだよ。楽ちんだと思わない?」と先生、、「うん」と娘。


お水を吸う器具も直接触らせて、水を吸わせたりして本人も納得。

音が嫌いで、あれだけよそで渋っていた器具をすんなり受け入れて、あっさり苦手克服?!



O平U子の宝箱



途中途中で、少しでも出来ると「パーフェクト!!」「出来るじゃん!」と褒めるのも

とっても上手で、常に娘と会話をしてモチベーションをUPアップ


最後の方では、小さなドリルで、表面の虫歯を一つ磨いて治療まで出来てしまいましたクラッカー

ドリル類は音を聞くのも嫌で、最近は絶対に出来なかった娘の最も苦手な器具の一つ。


実は、さすがに、ドリルは泣き出してしまいいつもの号泣パニックに・・・あせる

でも、先生は凄かった。「大丈夫。想定内です。」と私に一言いうと、


泣くのはやめましょう。泣いても何が嫌なのか先生にはわかりません。

ちゃんとお話しできるはずです。」


と、娘と真剣勝負。一度、「泣くのはやめなさい!!」と恫喝する場面もありましたが、

「先生も約束は守ります。だからあなたも約束を守ってください。」と話して

娘は泣きながらも自分から口を開けて最後まで治療出来ましたラブラブ


先生は、私にもきちんと治療の説明をして下さり


たくさん褒めてあげてください。

治療の際に撮った写真は、家族にも見せてあげてください。

そして、印刷して壁に飾ってください。モチベーションが上がりますから。」


こんな風に、治療はマンツーマンで1時間。

今まで泣きじゃくって、治療できずに歯科医院で1時間以上過ごしたことはあったけれど

こんなに有意義な1時間はありませんでした。


翌週にまたご予約を入れて下さって

「頑張りましょう!!」と力強く言っていただいて、本当に感謝の一言。


最後に泣いてしまって、モチベーションが下がっていた娘。


「すっごい頑張ったね。本当にママ嬉しかった。」


と何度も伝えると


「私頑張ったよね。」と、やっと笑顔に。


「いい先生だったね。遠いけど、これからも頑張って通って虫歯菌やっつけようね。」

と娘と話しました。


治療はまだ初めの一歩ですが、私と娘にとっては大きな大きな一歩でした。


チャイルズデンタルのHPはコチラ↓

http://58000909.com/index.html


子供の歯科治療にお困りの方、是非一度門をたたいてみてください。