水のかさ、L、dL、mLなど、小学生に教えるのはなかなか大変です。

感覚をつかむために、まずはそれぞれのマスで遊びながら、単位の概念を入れてゆきます。こんなのを使ったり、、、



ここまでは大丈夫。1Lは1dLますで10ぱいだから、1L=10dLとか、感覚を通してわかってきます。

1mLますで1Lますを満たすには?
1000回、いったりきたり~、大変です!

でも、子どもたちはそれを忘れません。忘れられない、というかです。

しかし、大混乱となるのは、その先の単位の換算!大人でも、普段使わないdLを、LやmLになおして表現したり、計算したりは、少し戸惑いがでてしまうかと思います。

例えばこんな問題、、、

254dL=   L   dL

一瞬、戸惑います。もっと簡単な問題でも、子どもたちは、急に水から数字の世界になると、混乱してしまいます。

そこで、登場するのは、タイル!
正確にはタイルと呼ばれる、ブロック!

1Lを1000のタイルで表します。↓



1Lますに、1000のタイルを入れてみると!

ぴったりすぎて、抜けなくなります(*´-`)
注意が必要です

で、100のタイルは1dL、1のタイルは1mLとします。

下は、全部で1L4dL1mL。


mLで表すときは、一番小さなタイルを基準とすると全部でタイルは1401個あるから、1401mL、ね。

数字の世界と具体物の世界の橋渡しを、タイルがしてくれます。

子どもが分からない時に、タイルを操作させて、視覚的に捉えると、すんなり、あ~!となります。タイルがなくても、慣れてくると、頭の中で、タイルをイメージすることができるそうで、気に入ってくれる子が多いです!右脳も使って、算数!いいですね!


タイルは、わざわざ買わなくても、方眼工作用紙などで作ることができます。


水のかさの勉強の時に、ある子どもが、1mLの水の量の少なさにおののき、

これってさあ、雨の時に葉っぱとかについてる、水の玉くらいじゃね?

って言ってました。「雫」とか、まだ彼のワードにはないんですが、その感性に拍手!!今度、一緒に、雨の時に「水の玉」を計量しにいってみるつもりです☆

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