vol.3685
広島市中区にて
完全個室のプライベート空間で
『ダイエット』『姿勢改善』
の指導を得意としている
パーソナルトレーナーの
大久保亮介です
プロフィールはこちら
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大久保です。
えっと…
え、秋って…あれ
いつかいね?
股関節が痛い方がやってはいけないセルフストレッチ
さて本題です。
SNSを見ていると、『股関節が痛い方にオススメ!』といったタイトルで紹介されているストレッチがたくさんありますが、結構『おぉぉ…』と思うものもチラホラ。
例えば、股関節前方を伸ばすこのようなストレッチは、股関節安定能力の高い方は良いと思いますが、股関節に痛みや違和感があったり、元々股関節周辺の靭帯やインナーマッスルがルーズな方は、控えたほうが良いです。
これには関節包内運動(構成運動と副運動)を理解しなければなりません。
関節は関節包という“袋”に包まれています。
関節はこの袋の中で動くのですが、これを関節包内運動と言います。
【関節包内運動】
構成運動→骨の運動に伴って起こる動き
副運動→骨の運動と関係なく起こる動き
簡単に書くとこんな感じです。
股関節に置き換えてみると、
股関節屈曲→大腿骨頭後方すべり
股関節伸展→大腿骨頭前方すべり
股関節外転→大腿骨頭下方すべり
股関節内転→大腿骨頭上方すべり
股関節外旋→大腿骨頭前方すべり
股関節内旋→大腿骨頭後方すべり
左の動作が構成運動で、右の動きが副運動となります。
股関節は、骨盤の臼蓋が前方約15°、大腿骨頭も前捻角15°と言われており、構造的に前方にすべりやすい構造となっています。
股関節の痛みで多いのが、この構造からくる“前方すべり症候群”もしくは“前方上方すべり症候群”ですが、これをさっきの副運動に照らし合わせてみると、股関節の伸展や外旋のストレッチは、大腿骨頭前方すべりとなりやすいポジションなのです。
ですから、股関節の痛みや違和感のある方が、股関節伸展ストレッチをセルフで行うのは、かなりハイリスクであり、オススメ出来ないのです。
最後に
トレーナーがCPPに誘導したり、ヒップへの刺激を入れるために股関節伸展運動(※伸展位でのヒップエクステンション)を行うのは、股関節の安定には必要です。
…何か難しい話になってきたから、ここらで止めます。
パーソナルトレーナー
大久保亮介
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折り返しご連絡させていただきますので、
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