旅で出会った日本の風景【26】白川郷と五箇山集落 | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!
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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1160カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1132カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

コロナ禍で新規の道の駅巡りが中断していますので、過去の旅で出会った美しい日本の風景を日本列島の北端から順番に紹介しています。

今回は岐阜県と富山県にまたがりますが
白川郷と五箇山集落 を纏めてご紹介したいと思います。




“白川郷” は岐阜県白川村、“五箇山” は富山県南砺市にありますが、約20㎞しか離れておらず、車で約25分ほどの距離にあります。

 

この二つは 「白川郷・五箇山の合掌造り集落」 として、1995年(平成7年)12月9日にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。

 

世界文化遺産に登録されているのは、五箇山にある “相倉合掌造り集落” と “菅沼合掌造り集落” 、それに “白川郷” の3カ所です。

 

私は相倉集落には行っていないので、あとの二つを紹介します。

 

 

五箇山の “菅沼合掌造り集落” を最初に紹介しましょう。

 

岐阜県に抜ける国道156号沿いにその集落はあります。

案内看板に従って、国道から斜めに下りてゆくと駐車場があり、その先が集落です。

 

 

 

 

菅沼集落は南北約230m、東西約240mの広さに9棟の合掌造り家屋が残る集落で、このうち2棟は江戸時代、6棟が明治時代、1棟は大正末期に建てられました。

 

他の2カ所に較べて土地が狭い為、住居地域と農業区域が別々なのが特徴だそうです。

 

“合掌造り” は屋根の角度が60度ほどあり、雪が滑りやすい構造になっています。

組み立てに釘を一切使わず、縄とネソと呼ばれるマンサクの木で固定するのが特徴です。

 

 

 

 

集落内にはご覧のように縁側に民芸品を並べただけの土産屋もあります。

集落の先に何故かエレベーターがあり、それを上ると国道沿いの展望広場に出ます。

 

展望広場から見下ろした集落もなかなかの景観です。

 

 

 

 

 

では、次は県境を超えて 白川郷 へ向かいます。

 

 

 

五箇山に較べると規模は大きく、駐車場も広いしバスも運行しています。

 

この2枚の写真は駐車場側にある建物なのですが、実際に見学する集落は庄川にかかる “であい橋” という吊橋を渡った先にあります。

 

この “庄川” というのは先程の菅沼集落にも流れていますから、ここと川で繋がっていることになります。

 

 

 


白川郷の合掌造り集落は正式には “荻町集落(おぎまち)” といいます。

南北1500m、東西350mに約60棟の合掌造り家屋が残ります。

 

これらは概ね江戸末期から明治末期までに建てられたものです。

特徴は、ほとんどの家屋が整然と南北に妻を向けて並んでいることです。

 

これは、

 ・屋根にまんべんなく日が当たる

 ・集落は南北に細長い谷にあり、その方向に風が吹くので風の当たる面積を小さくする

 ・夏場は両側の窓を開けることで風が通り、蚕が暑さにやられないようにする

といった目的があるのだそうです。

 

 


合掌造りの家屋はその構造上、30~40年に一度は大規模な屋根の葺き替えをしなければなりません。

かつては 「結」 という組織を作って住民総出でやっていましたが、次第に困難になってきています。

 

観光地化し、合掌造り以外の建物も増えてきたため、人手と時間のかかる葺き替え作業などは業者やボランティアに頼っているのが実情であり、これからの課題なのだそうです。


■最寄りの道の駅
・道の駅白川郷(岐阜県)
・道の駅たいら(富山県)

 

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