熊本県の新駅その1“道の駅東陽” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1209カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1197カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

熊本県に新しく2か所の道の駅がオープンしたので、先週土曜に早速行ってきました。

道の駅東陽 がその1か所目です。

 

 

 

今回誕生した道の駅は、熊本県八代市東陽町の “道の駅東陽” と、天草市の “宮地岳かかしの里” の2カ所ですが、これにもう一カ所を加えた3つの道の駅を日帰りで巡ってきました。

 

10月に北海道を回って以来のまさに半年ぶりの道の駅巡りです。

 

 

 

“道の駅東陽” が正式にオープンしたのは3月27日です。

 

といっても、ここは “東陽交流センターせせらぎ” という既存の施設で、これに24時間利用可能なトイレと観光案内所が新設され、道の駅として登録されたものです。

 

道の駅には 『石橋公園』 が隣接しており、元々この付近は町民の憩いの場になっています。

 

 

 

石橋公園という名称ですが、ここ 八代市東陽町は昔から “石橋の郷” として知られてきました。

 

江戸中期から大正の中ごろにかけてここは “肥後の八代種山村” という地名でした。

この地を拠点に活躍した石工集団を “種山石工” と呼び、他国では “肥後石工” と呼ばれました。

 

 

種山石工衆は記録によると約50名いたそうですが、彼らが架けた石橋はここ東陽町だけでも21カ所が現存しており、熊本県山都町にある有名な “通潤橋” も彼らの作品です。

 

種山石工集団の始祖は “藤原林七” という人物と伝わっています。

 

元は長崎の武士だったのが、オランダ人から円周率を教わり、種山村に移り住んで農業をする傍ら独学で目鑑橋の研究を続けました。

宮大工が使っている “曲尺” からヒントを得て、独自の “林七流アーチ論” が完成したと言われます。

 

林七の孫にあたる “橋本勘五郎” は明治6年、明治政府に招かれ、皇居旧二重橋や日本橋、浅草橋なども手掛けています。

 

 

道の駅の主な施設としては図の右上にある  “菜摘館” と、 “東陽交流センターせせらぎ” の二つです。

 

まずは農産物直売所である “菜摘館(さいてきかん)” から紹介しましょう。

 

 

 

 

ここは普通の直売所です。

東陽町はショウガが基幹作物だそうで、「氷川生姜」 はブランド化されています。

 

 

次は冒頭の写真の奥の方にあった “東陽交流センターせせらぎ” です。

ここは温泉施設とレストランがメインです。

 

 

 

ご覧のような配置で、2階が温泉、1階にレストランがあります。

レストランはこの時間、まだ開いていませんでした。

 

 

 

道の駅のスタンプがどこにも見当たらないので尋ねたところ、外に情報コーナーがあります、とのこと。

全然気が付かなかったのですが、24時間トイレの前にこんな建物がありました。

 

 

確かにここだけは真新しいですが、かなり狭い!

中にパンフレット類やスタンプ、それに道の駅登録証もありました。

 

 

 

そしてご覧の通り、ちゃんとWi-Fiもついてます。(^^♪

 

道の駅の裏手には氷川の支流 “河股川” が流れ、なかなかの景色です。

 

 

時間が許せば、東陽町の石橋巡りも良かったかな、と思います。

 

 

 

 

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