コロナ禍で新規の道の駅巡りが中断していますので、過去の旅で出会った美しい日本の風景を日本列島の北端から順番に紹介しています。
北海道のビュースポットとしては、蝦夷富士と称えられる
羊蹄山 は外せないと思います。
日本百名山のひとつ “羊蹄山” は標高が1898m、支笏洞爺国立公園に属します。
その山頂は、倶知安町、喜茂別町、京極町、真狩村、ニセコ町の境界になっています。
今回はその羊蹄山を3つの方角からの写真でご紹介します。
■中山峠からの羊蹄山
“中山峠” は札幌市内と洞爺湖方面を結ぶ国道230号沿いにあり、標高は840mです。
ここには “道の駅望羊中山” があり、年間40万本を売り上げるという “元祖峠のあげいも” が有名です。
“望羊” という名前の通り、ここから望む羊蹄山は均整が取れて特にきれいです。
私は何度かここから羊蹄山を眺めましたが、一度だけちょうど日没に遭遇したことがあります。
その時撮ったのが、次の写真です。
■真狩フラワーセンターからの羊蹄山
真狩フラワーセンターの道の駅は、羊蹄山の真南に位置します。
距離的にも近いので、まさに羊蹄山を仰ぎ見る、というロケーションです。
真狩村(まっかりむら)は、歌手の “細川たかし” の出身地であり、道の駅にもそのコーナーがあります。
■ニセコビュープラザからの羊蹄山
スキーリゾートでも有名な “ニセコ町” は羊蹄山の西側に位置します。
道の駅ニセコビュープラザは正確にいうと西南西方向といったところです。
ここも距離的に近いので、きれいな円錐型の羊蹄山を望めます。
ちょうど私が訪れた日はハロウィンに近かったので、たくさんのかぼちゃが並んでいました。
今回、3方向からの羊蹄山の雄姿を紹介しました。
羊蹄山に近い道の駅としてはもう一つ、“名水の郷きょうごく” というのがあり、羊蹄山の伏流水が湧き出ているのですが、ここからは羊蹄山の頭の部分しか見えないので省かせて頂きました。
■最寄りの道の駅
・道の駅望羊中山(遠望)
・道の駅真狩フラワーセンター
・道の駅ニセコニュープラザ